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ロマンス手帖

ハーレクインロマンスなどの海外のロマンス小説の感想ブログ。あらすじの紹介です。多少のネタバレあり。

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ミランダ・リー『傷だらけの結婚指輪』を読んだ感想

ミランダ・リー『傷だらけの結婚指輪』を読んだ感想

弁護士ダークと別居中の妻ローラのロマンス。元サヤものです。

 

 

ダークとの間に子供きず、それが原因で別居。独身生活にもどったようにダークは華やかな美女たちと、とっかえひっかえの生活。

 

そんなダークの姿をチラ見しながら、唇かみしめるローラの胸にはいつしか再び彼への恋心が。子供のこと抜きで、彼にとベッドをともにしたら…

 

奇抜なオチに顎がはずれます(笑)ヒーローの戦略には賛否両論という印象ですね。

 

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『傷だらけの結婚指輪』の感想<完全 ネタバレ>

 

完全ネタバレいきますんで、ネタバレ嫌な方は即効閉じてください( ˘•ω•˘ )

 

 

ヒロイン ローラが子供を熱望するあまり、夫婦の間に亀裂がはいります。

 

子どもがどうしても欲しい!!!

 

その気持ちは、ローラ自身の母親から影響によるんですが、彼女の悲しいまでの気持ちを知り夫ダークは、秘密の作戦を決行。

 

なんていうか個性的な解決方法ですよ。しかもアイディアはテレビ番組みてですって(笑)

 

結局、美女たちのとイチャイチャしてるのを見せつけて、ローラの嫉妬をあおる

  • ⇒子どもをつくることは別にしてベッドをともにする
  • ⇒彼を本当に心からうけいれる
  • ⇒結果として子供ができるはず

 

と、いうなんとも奇妙な作戦。

 

 

終盤ネタバレしても「マジすか」という印象(笑)それでヒロインが納得してるからいいんでしょうが、

 

「なんとしても君を妊娠させてあげたかった」だって~。うーん。私なら納得しないけど。どうでしょう??

ショーン・エリオット・ピカート『恋の魔法をかけられて』を読んだ感想

ショーン・エリオット・ピカート『恋の魔法をかけられて』を読んだ感想

イタリア人ドクター ベンと記憶喪失の女性ミーガンのロマンス。

 

ベンが陽気に森のお散歩していた時、偶然怪我をした女性を発見。怪我をしてる彼女をなんとか助けだすと、どうやら記憶喪失らしい。

 

ひとまず病院につれていき、彼女に怪我がないかどうかを確認します。そこで判明したのは、崖から転落した怪我ではなく…長くにわったって虐待された痕跡。

 

一体、彼女に何がおきたのか。夫から逃げ出してきたのか。

 

二人は惹かれながら、ヒロインの記憶をたどり結ばれる・・・はずなのですが、一筋縄ではいかないロマンスでございます。

 

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恋の魔法をかけられての感想<ネタバレ>

 

最初から、水をさすようにいって、申し訳ないですが。

いささか最後は拍子抜けの作品です。ネタバレ全開でいきますんで、読みたくない方は、速攻閉じてください。

 

まず、喪失の女性ミーガンは、DV夫から虐待されていて、命からがら逃げてきます。つかまったら、精神病院に送られてしまう。夫はミーガンを、ロボットのように仕立て上げ、自分の気に入らない事があると虐待。なので、身体には殴るけるの後や骨折の後があるんですよ。

 

ベンは、そんな彼女を守ってあげたい、と思い、二人は一緒に暮らします。まぁ、ミーガンの記憶が戻らないので、その地点ではどうしようもないですしね。

 

二人はほどなくして、惹かれあい、結ばれるのですが、ベンはミーガンに対して将来の約束をしません。

 

何故って???ベンは将来的に目が見えなくなってしまうから。遺伝的にそうらしんです。

 

 

なので、彼は春がくれば春のそよ風を楽しみ、夏がくれば暑い日差しを浴び、そして秋がくれば木の葉の匂いに感動し、といった今しかできない生活をおくるために田舎へ隠遁してきました。だって、いつか目にすることができなくなってしまうから。

 

そんな生活の中に登場したミーガンに惹かれながらも、約束をしてあげることができず、彼一人でジレンマに陥ってます。

 

最後、オチは「え???マジで?」といった感じ。

もう致命的ですよ。このドクター。なんというか、早合点なんでしょう。

 

表紙も強烈。腹がでてますよ。これがイタリア人のセクシーなんでしょうか?

どうしても表紙を紹介したくて取り上げました(笑)

 

 

 

 

 

エマ・ダーシー『記憶の扉が開いたら』を読んだ感想

エマ・ダーシー『記憶の扉が開いたら』を読んだ感想

実業家デミアンと、グラフックデザイナー ナタリーのロマンス。

 

夫と息子を同時に転落事故で無くしたナタリーは悲しみにくれる生活。そんな彼女を支え、励ましてくれるのは亡き夫の友人であり夫の会社の共同経営者のデミアンです。

 

 

ナタリーとデミアンの二人が、ふと口論になったことがきっかけで、ナタリーは頭を強く打ち記憶喪失に。いずれは戻るだろう記憶を抱え、もどかしい気持ちと、目の前にいるデミアンへの恋心を強く自覚。

二人の気持ちは、かつてない程接近しますが、ナタリーの記憶の扉は閉ざされたまま。

二人はめでたく結ばれるかと思いきや、この記憶喪失がきっかけで過去の苦しい感情が表面化し、ちょっとドロっとした人間関係の物語に発展します。

 

 

甘いロマンスではないこの作品。
人を愛するって、夫婦の愛って、きれいごとばかりじゃないのね、と感じ入るロマンス作品です。
甘いハッピーエンドがお好きな方は、取り扱いにご注意くださいね。
 

 

登場人物が抱える葛藤が見どころ

デミアンと、ナタリーの亡き夫ライアンは親友同士。会社を共同で経営していました。一見、硬い友情で結ばれているように見えますが、その実二人とも複雑な気持ちを抱えています。

 

 

  • ライアンはデミアンに対する劣等感を。
  • デミアンは、ライアンに対し嫉妬を。
  •  

     

    ライアンは、それはそれはナイスガイなのですが、つらい幼少期を過ごしてきたこともあり、ちょっとアレな人です。女性無しではいられない。浮気三昧を超えたふるまいです。一種の依存症に近いのでは?と思われます。
    ナタリーとの結婚式当日も、いけないことをしちゃったりする我慢の利かない男性。
    でも、子煩悩で優しい父親の顔も持ち合わせているライアン。

     

     

     

    一方、ライアンが心の中でライバル視しているデミアンですが、こちらは温かい家庭に育ってきた堅実な男性。将来的には、沢山子どもが欲しいな、と思ってはいましたが、身持ちの悪い妻とうまくいかず離婚。ちょっと女性関係で痛手を被っているバツイチなナイスガイです。
    で、彼の内心は、ライアンに嫉妬メラメラ。実は結婚式当日に会ったライアンの花嫁ナタリーに一目ぼれしてしまったからです。

     

     

     

    自分が求めていた女性なこの人だ!とびびっときたものの、もう時すでに遅し。
    お相手はウェディングドレスを着て、他の男の妻になろうとしている。
    ここで、彼はあきらめようとはするものの、その後、ライアンの女性関係に対し怒りを抱きます。
    幸せな結婚生活を送っていないライアンとナタリーに対し、複雑な気持ちを抱くわけです。

     

     

     

    そして、極め付けが!!ヒロインナタリー。
    何かにつけ、夫ライアンが、自分との会話で「デミアンが~」「デミアンが~」とデミアン教の教祖のような発言を繰り返すので、腹立たしく感じています。
    薄々は、夫が浮気を繰り返していることも知っており、自分の結婚生活が破綻寸前も重々承知。
    一方で、子煩悩な夫をみると離婚も決めかねる・・・といった苦しい状況です。
    自分を顧みない夫ではなく、デミアンに対しても、うっすら恋心を抱いているのですが、そんなこと言えるはずがありません。
    そして、極めつけに夫の浮気の証拠隠しに、デミアンが一役買ってると誤解をしてるので、デミアンに対しては、恋心と同時に怒りを抱えています。

     

     

     

    そんな三人の登場人物に、デミアンの性悪元の元妻と、ライアンの浮気相手?デミアンの恋人?が登場で、なかなかてんこ盛り。

    驚き記憶喪失後の展開

    こういった複雑な気持ちをかかえたヒーロー・ヒロイン。
    二人とも憎からず思ってるのなら、くっついちゃえばいいのですが、そうはいきません。

     

     

    秘めていた、憎しみ・嫉妬・悲しみ・やるせなさが一気にほどばしります。
    いささか戸惑う程の短いながらも急展開。短いながらも、読ませてくれます。

     

     

    特に、夫ライアンの事故の真実と、ヒーローライアンの衝撃の告白に驚きです。
    私、ちょっとドン引き・・・。

     

     

    ドロドロ系のロマンスの結末としては、無難な着地でしたが、後味はあまりよくないロマンス小説でした。

     

     

    でも、それが人。それが人間。聖人君子じゃないもの。
    人を愛するってきれいごとじゃないし、誰だってエゴイスティックな面が出てきちゃう。

     

    単なる作られたハッピーロマンスだけでは物足りない、ちょっとしたリアリティがあった方がスキヨという方は楽しめる作品だと思います。

    アン・メイジャー『永遠の居場所』を読んだ感想

    アン・メイジャー『永遠の居場所』を読んだ感想

    警備会社経営のコナーと、アンナのロマンス。以前つきあっていた男性がストーカーになってしまい、アンナは一か所にとどまれません。

     

    彼の気配が近づいてくると、そっと逃げ出し、転々と住まいを変える生活を送っています。元カレから逃げる途中、偶然、飛行機の隣同士になったコナーと知り合い、アンナは胸の高まりが抑えられない。完全一目ぼれ。

     

     

    一度だけ、自分を信じて幸せをつかんでみようかしら。

     

     

    コナーとアンナはラスベガスで電撃結婚。

     

     

    その後、ハッピーエンドとなるはずだったのですが、コナーの正体を知ってしまったアンナは・・・・重く苦しい過去を背負ったアンナの勇気が痛々しいロマンスです。

     

     

    ヒロインのトラウマが痛々しい

    ラスベガスで電撃結婚をしたアンナは、これでやっと人並の幸せを手に入れたと、感激ひとしお。

     

     

    天涯孤独の彼女は、本当に運悪く、元カレがストーカーになってしまい、気の毒としかいいようのない人生。とにかく、「にげなくちゃ、にげなくちゃ」と、彼女の頭の中では焦りがこだまします。

     

     

    そんな恵まれない人生の彼女が、ようやく手に入れたラスベガスでの結婚は、たった二週間しか続きませんでした。幸せ絶好調の蜜月期間に、ふとしたことでコナーの正体を知ってしまいます。

     

     

    コナーはアンナに牧場主といっていましたが、実は警備会社の経営者。
    その警備会社は、行方不明者の捜索を専門に手掛ける、プロ中のプロらしい。

     

     

    「元彼が、雇った人に違いない」
    「逃げなくちゃ」

    「ひどい、だましていたなんて」

     

     

     

    愛するコナーからの裏切りと、身の危険が迫ってると、様々な想いがブワっとおそい、もういてもたってもいられません。逃げることが唯一の彼女の手段。結局はアンナは永遠の居場所だと思ったコナーの腕の中から逃げ出してしまうのですが…

     

     

    謎のヒーローの正体<あらすじネタバレです>

     

    嘘つきコナーの正体ですが、これは序盤から明らかになっています。彼に仕事を依頼したのは、元カレではなく、彼の義理の姉。

     

     

    コナーの兄はアンナの双子の姉と結婚。普通で考えたらアンナとコナーは姻戚関係なのですがアンナは、実の姉の存在もしりません。

     

     

    というのは、アンナは幼い頃、誘拐をされてしまい、当時の記憶が全くありません。間一髪で自力で逃げ出し、とある施設でかくまわれ現在にいたります。施設での記憶しかない。相当なトラウマだったので、記憶を封じてしまったのですね。

     

     

     

    アンナは自分の身の上を、天涯孤独だと思い込んでいるだけで、双子の姉はなんとか誘拐されて行方不明になった妹を探そうと四方八方手をつくしていたのです。

     

     

    「逃げなきゃ、逃げなきゃ」と心の中の声がこだまするのもそのせいです。元彼ストーカー かつ 誘拐された経験あり、ってどんだけ不幸なのって感じですよ。ちょっと病んでる感じのアンナの行動も、この辺り押さえて読むと、とっても可哀想。

     

     

    コナーの人探しの腕はかなりものなのですが、なにせ、訳ありのアンナ(逃げ上手)なので、消息がつかめません。やっと消息をつかんだ時も、アンナを義理の姉の元に連れていきたいあまり、正体を伝えることができず。

     

     

    でもコナーはアンナを好きになっちゃったから、先に結婚しちゃって(笑)。アンナをがっちりつかんでおいて、少しずつ彼女に真実を伝えてわかってもらおうと、考えたのですが。やっぱりアンナは逃げてしまいます。

     

     

    まぁ、逃げる理由は何もよかったのかな、と思いますよ。彼女の心の中には、それだけ深い傷が残っていて、何か「おかしい」「不安だ」と思うと、逃げるっていう行動がセットになってるんだと感じます。とにかく、読んでいて痛々しい。

     

     

    彼女の双子の姉も、コナーも、そして双子の姉の夫も、とってもあったかくアンナを迎えているのに、どうしても受け入れられないアンナ。

     

     

    この辺り、コナーが温かく包み込んであげれば、万事OKなのですが、彼自身も前妻と子供を事故でなくしており心に傷を持つ男。

     

     

    逃げ出したアンナを連れ戻すのに、手段を選ばない。アンナは、蜜月期間に子供を授かっており、コナーはもう二度と自分の妻と子供を手放したくない、と強引にでてしまうのです。

     

     

    当然、そうなるとアンナはどうでるか・・・・

     

     

    お互い心の傷と持ちながら不完全ながらも歩み寄っていくロマンス。全般的に、ちょっと重苦しい雰囲気なので、糖度甘めがお好きな方はご注意を