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ロマンス手帖

ハーレクインロマンスなどの海外のロマンス小説の感想ブログ。あらすじの紹介です。多少のネタバレあり。

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ダイアナ・パーマー『悲しみをとめて』<テキサスの恋 7>を読んだ感想

ダイアナ・パーマー『悲しみをとめて』<テキサスの恋 7>を読んだ感想

テキサスの恋7作目。
どこか影のあるトレメイン家の次男ハーデンがヒーローです。
偶然、出張先のホテルでヒロインのミランダと出会いました。彼女は、先日夫を亡くしたばかり。訳ありの二人同志のロマンスが、トレメイン家兄弟に助けられどのように発展するのか目が離せない作品。

 

ぽっちゃり女子が、モテモテなのですが、この作品、その逆いってます。

 

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ダイアナ・パーマー『音色に秘めた思い』<テキサスの恋 5>を読んだ感想

ダイアナ・パーマー『音色に秘めた思い』<テキサスの恋 5>を読んだ感想

テキサスの恋シリーズ5作目。新進気鋭のピアニスト アラベラと、ジェイコブズビルの資産家イーサンのロマンス。父親の車の事故で、手首にケガをしたアラベラ。ケガがきっかけで、苦い初恋の相手と再会します。

 

舞台は、再びテキサス州 ジェイコブズビル。今回はヒーローの母が、なかなかいい味だしています。

テキサスの恋シリーズって何?と疑問に思った方に簡単に説明します

アメリカのテキサス州。ジェイコブズビルという架空の町を中心にしたロマンスのシリーズです。くわしくはこちらをどうぞ。

ダイアナ・パーマー『テキサスの恋シリーズ』情報まとめ

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ダイアナ・パーマーの大人気シリーズ。「テキサスの恋」の情報をまとめました。新刊っチェックや、再読する方の順番の参考にどうぞ!テキサスの恋38シリーズ最新刊『恋す...

序盤のあらすじを簡単にまとめます

アラベラは新進気鋭のピアニスト。父親の車でジェイコブズビルへ向かう途中、事故にあい手首が複雑骨折してしまいました。父親は目の怪我ため、ダラスへ緊急搬送。

 

事故の後、目をさました病院で自分をつきそっていたのは初恋の相手イーサンでした。
兄のような存在だったイーサン。四年前の入り江のやりとりが彼女の中によぎります。苦いけれども、大切な思い出。

 

 

彼への想いを鍵盤にむけ、アラベラはピアニストとして成功をしたのです。イーサンは、四年前、アラベラを突き放した後、ミリアムと結婚をしました。その後、別居を経て現在は離婚が決まったとのこと。微妙な状況の中、怪我の療養を自分の家でするように、とイーサンはアラベラに伝えます。

 

 

そして、イーサンの予想外の提案がありました。よりを戻したがっている元妻ミリアムに対して「君とぼくとがいい仲だっていうふりをしてほしい」

 

 

 

感想です

よりを戻したがっている元妻 ミリアムVS アラベラ ではなく、実質 元妻 ミリアム VS ヒーローの母 コリーン です。

とにかく、イーサンの家族はアラベラ ラブなので、イーサンとうまくいってほしいばっかりです。元妻が屋敷に乗り込んできて、元サヤに収まろうと画策しますが、ヒーローの母は先読み。

「たぶん、ミリアムはこういう行動にでるわよ」
「今夜、ミリアムはうってでるわよ」などなど、アラベラに助言(耳打ち?)

イーサンに気に入られるように、母コリーンはアナベルにセクシーなネグリジェまで用意しちゃいます。アラベラと一緒だと、イーサンの笑顔が増える、そう気がついたコリーンの親心です。

周囲のバックアップがあっても、アラベラが踏み出せないのは、四年前の入り江での出来事が原因。四年前、イーサンとアラベラは入り江で、二人「いい感じ」になっていたのですが、何故か、イーサンは突然つきはなし、そこから美しいミリアムへ鞍替えしてしまったのです。

手ひどくはねつけられた、思い出が彼女を臆病にさせていました。結局、イーサンにとってのミリアムは、アラベラの代用だったのですが、そんなことアラベラにわかるはずもありません。

 

 

アラベラがあまりに若く幼く感じたので、自分を受け止めきれないという、なんともよくわからない理屈から、男慣れしてるミリアムに鞍替えしたのです。

 

 

よくわからない理屈だな~と、ヒーローに突っ込みを入れたのは私だけではないはず。でも、イーサンは「男というのはそういうものだ!」と俺が全世界男代表的な発言が、かなり痛い。

 

 

代用にされたミリアムはイーサンとの結婚へこぎつけ、浮気三昧。可哀想なのですが、どっちもどっちという(元)夫婦なんですよ。

 

 

しかも、今回、元サヤ狙いのミリアムから、ちょっとアラベラ悪口ふきこまれると、信じちゃうイーサン。

 

 

なんとも残念な展開。残念すぎて逆に目が離せません。

 

 

 

終盤に、母親コリーンが見かねてイーサンに喝をいれます。

 

そして、ハッピーエンドへ向かうという、母ちゃん頼みのロマンスでした。斬新な作品。

 

どうでもいいのですが、ダイアナパーマー作品で、入り江のシーンはいくつかあるんですが、ヒーローは白い水着 着用率高いんですよね。「海水パンツ」と訳してあるあたり、時代を感じますね。

 

◆テキサスの恋の次作は◆
ジェイコブズビルのトレメイン家 三男 毒舌 C・Cがヒーローです。
トレメイン家の個性豊かな四兄弟のロマンスが始まります。
C・Cのロマンスはこちらからどうそ。

ダイアナ・パーマー『テキーラのあとで』<テキサスの恋6>を読んだ感想

ダイアナ・パーマー『テキーラのあとで』<テキサスの恋6>を読んだ感想

テキサスの恋6作目。長身で精悍な顔立ちのカウボーイ頭C・Cと、牧場主の娘ペネロペのロマンス。どこからかやってきた素性のわからないC・C。ペネロペは、初めて彼と出...

リサ・クレイパス『壁の花の聖夜 』を読んだ感想

リサ・クレイパス『壁の花の聖夜 』を読んだ感想

リサクレイパス 壁の花シリーズのスピンオフ作品を紹介します。壁の花メンバー アメリカ人姉妹のリリアンとデイジーの兄レイフがヒーロー。レイフのお相手は、コンパニオンのハンナです。

 

壁の花メンバーの結婚生活がエピソードで織り交ぜられています。エピソードもほほえましく、さらっと読み進められる一冊です。

 

 

序盤のあらすじを簡単にまとめます

リリアンはイギリス屈指の名門ウェストクリフ伯爵と結婚し、デイジーは、父親の右腕の青年実業家マシューと結婚。

 
次々と、自分たちの想い通りにことが進み、ほくほくのボウマン夫妻ですが、その野心はとどまりませんでした。
今回、夫妻が目を付けたのは長兄のレイフ。なんとか、レイフを貴族と結婚させられないか、と考えます。12月のある日、壁の花メンバーは、ウェストクリフ伯爵の領地「ストーニー・クロス・パーク」で、リリアンの兄レイフについて話をしていました。

 

 

ボウマン夫妻は、レイフをブランフォード家の娘「レディー・ナタリー」と結婚させようとしています。美しい箱入り娘の、素晴らしい評判の持ち主です。

 
リリアンは、兄に幸せになってもらいたいと、壁の花メンバーに話します。兄妹5人で、一番孤独で両親に理不尽な要求を突き付けられてきたレイフ。レイフが、父親に反発するのも仕方ない、とリリアンは感じていました。

 
そこへ、兄から二週間後にストーニー・クロスパークへ到着する連絡が入りました。
そこで、壁の花メンバーからあるアイディアがでます。

「レディー・ナタリーをよく知っている人から、彼女の情報をもらえないかしら?」

壁の花メンバーは、レディー・ナタリーのコンパニオン(話し相手)を、自分たちのお茶会に招待し、情報をもらおうと計画しました。

 

一方、レディー・ナタリーのコンパニオンのハンナは、この結婚話に大反対。ナタリーにはもっと相応しい貴族の男性がいるはず、と思っています。

 

 

ところが、ナタリーの父ブランフォード卿の心の内を知り、ハンナは少し心が揺らぎます。自分が亡きあと、妻とナタリーの面倒をみられるほどの財力がある男性で、かつウェストクリフ伯爵と縁続きになるのなら、貴族が相手ではなくても構わない。血筋や育ちが今ほど重要視されない時代になるはずだ、と。

 
しぶしぶ、ブランフォード卿のいいつけに従い、リリアンのお茶会の招待をうけ、ストーニー・クロス・パークへ向かいました。そこで、ハンナが出会ったのは、なんとレイフ本人。

 
過剰すぎる男くささ、無礼ともいえる発言や言動に居心地の悪さを感じる程です。

 

 
一方、レイフ本人は、出会った目の前の女性に驚きました。妹のお節介で開催されることになったお茶会。

 
てっきり、年配の口うるさい女性が来ると思っていたのに。さっさと情報を引き出しておかえり願おうと、思っていた気持ちが、にわかに変わります。

 
お茶会でのハンナとレイフは一触即発。どうみてもソリがありません。

 
ハンナに対して失礼ともいえるレイフの態度や発言に、リリアンは心配します。
ハンナはレディー・ナタリーに、きっと辛辣な報告をするに違いないわ。

「たいした理由もないのに、あんなふうに二人の人間が敵意で反目し合うなんてところなんて見たことある?」

ハンナとレイフの出会いは、誰かさんとよく似てる。リリアン以外の壁の花メンバーは顔を見合わせて笑いました

 

感想です

壁の花メンバー後日談で、話を膨らませていますが、ハンナとレイフのロマンスストーリーはシンプルです。壁の花メンバーの夫婦のイチャイチャするエピソードがはいりますが、うざいか、楽しめるかはシリーズに対する思いれの違いかな、と感じます。

 

 

全般的にクリスマスらしい演出と、笑えるエピソードがきいてます。リリアン父 家族の反対を押し切り、カツラを着用するくだりなんかは爆笑。ちょっとでも見栄をはりたい、成金父の可愛い部分がかいまみれますよ。

 

 
子供のいたずらで、ツリーの上にアレがのっかっちゃいます。

 

 

 

ハンナは前半堅苦しい印象です。がみがみ、レイフとナタリーの結婚に反対するのは、嫉妬ですかね。当のレディー・ナタリーは、要領よく立ちまわる女性なので、彼女の不自然さが目立ちます。和やかなクリスマス準備が進むにつれ、だんだんと心優しい彼女の性格が全面にでてきて、ハンナの印象も変わってきます。

 

 

壁の花シリーズ+αといった位置づけの作品なので、シリーズがお好きな方は、是非どうぞ。

 

◆壁の花シリーズの他の作品はこちらからどうぞ

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