カテゴリー:★★★★

育ての親だった叔父が亡くなり、葬儀に参列するため、ひっそりと故郷に戻ったウィラ。
交通事故で親友を死なせ、街を逃げるようにでてから5年。

 

 

「厄介者の羊」の烙印と、周囲からの誤解と”人殺し”の汚名。そして、死なせてしまった親友の兄クレイへの淡い恋心がなんとも切ないロマンス。

 

誤解とすれ違いに耐え忍ぶウィラに涙ホロリの作品です。

 

 

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建築家ベネディクトと、彼の執事ヴァネッサ。

 

彼の別宅の切り盛りを任されているヴァネッサ。女性執事として、屋敷をきりもりします。いかにもお堅い風情で、屋敷の主ベネディクトとは、常に一線をひいた態度。

 

それはそのはず。

 

彼女は、ベネディクトから直接やとわれたわけではありません。屋敷の所有者だった、とある老判事に雇われた身。彼女が雇われて数年後、老判事が亡くなってしまい、老判事の遠縁のベネディクトが屋敷等を相続。屋敷等の相続の一部として、執事ヴァネッサがついてきた、という曰く付きの雇用関係なのでゴザイマス。

 

なので、ベネディクトは「なんか、愛想もないヒョロヒョロした女の子だな~」というくらいにしかヴァネッサをみていない。

 

ところが、ベネディクト34歳の誕生日に、とある事件がおきます。彼の隠れ家的なヴァネッサの管理する別宅にこっそりいってみると、なんと彼のベッドに、見知らぬ金髪美女が寝てるではありませんか。

 

 

親友から「プレゼントとどいたか?」という電話もあり、完全無欠のベネディクトもドキドキ。美女の贈り物??

 

 

 

その日の夜は、眠りについている金髪美女に手を出すこともなく、そっと彼女の横に身をよこたえ、「明日、彼女が目を覚ましたら・・・」と思春期の少年のような妄想を抱いて眠りにつく彼。

 

その妄想は、金髪美女の正体がわかるまで(笑)。ときおりクスッと笑える可愛いロマンスです。

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双子の姉に成りすまし、南米グァテマラの舅の元へむかうことになったルーシー。もう何年も前に、姉シンディの夫は亡くなっており、姉は舅とも疎遠。

 

シンディは舅フィデリオと顔をあわせたこともない。

彼女の夫が事故でなくなってしまったため、短い結婚生活だったはず。

 

なのに、どうして舅の元にいかないといけないのだろう??

 

とにかく、姉シンディは、自分の代わりに言ってきて、の1点張りで、ルーシーがグァテマラに赴くことになります。

 

待ち受けていたのは舅ではなく、舅の隣人。いや、舅の元雇い主であるホアキン。姉の詐欺師まがいの行動の尻ぬぐいをさせられ、ルーシーはホアキンから監禁のような扱いをうけます。

 

ヒーローはここまでくると鬼ですよ。メリハリのあるロマンスがお好きな方はぜひどうぞ。

 

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テキサスの恋32作目。弁護士ブレイクと秘書バイオレットのロマンス。

 

 

ジェイコブズビルの弁護士ブレイクは生涯独身をとおすと明言している男性。

 

 

そんな彼にひそやかに想いを寄せるのがバイオレットなのですが、ひそやかだと思ってるの自分だけ(笑)

 

 

ちょっとしたボスとの口論がきっかけで、弁護士事務所の同僚たちに恋心を打ち明けてしまい、おまけにボス直通のインターホンがONになっていて、同僚との会話はボスにつつぬけ。

 

 

ボスへの想いが白日の下にさらされたバイオレットはブレイクの法律事務所を辞職するのですが…

 

 

程よく鬼畜なブレイクと、ブレイクを見返すためにダイエットに励むバイオレットの健気さが面白いロマンスです。

 

 

 

適度に腹立たしいのがポイントですよ。

 

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