この記事は約 3 分で読めます

愛の岐路

不動産会社経営レイフと主婦ターニャのロマンス。

 

結婚二年目にして暗唱に乗り上げた夫婦の再燃までを描いています。

 

 

アツアツカップルだったのの、釣った魚に餌をやらない方式のレイフに怒り心頭のターニャは、彼の気持ちを自分に向かせるため策を弄します。

 

ところが、世間に疎い彼女の作戦は、ちょっと空回り。男心のわからなさぶりに、かえってレイフの男のプライドを傷つけてしまい、二人の仲はこじれてしまいます。

 

いや、こじらせすぎでしょ!!

 

夫婦喧嘩は犬も食わない。そして、喧嘩両成敗のロマンスです。

 

⇒『愛の岐路』の詳細をみてみる[RENTA]

私は人形じゃない!とヒロインの怒り大爆発

 

どうやら若奥様 ターニャさんは、ご主人にご不満がおありのようです。

高級住宅街にお住まいで、金銭的には不自由なく、暮らしておいでなのですが、どうやらご主人はターニャさんに関心がないようです(笑)

 

 

 

きれいでいるのが君の仕事だよ。すきにしてくれていいよ。

夢のような生活

 

 

ところが、ヒロインは、不満たらたら。仕事人間の夫レイフは、夜に激しく求めてくるものの、それ以外には、まったくターニャに立ち入らせず。大切なことは秘書と決めてしまう。

 

私は人形?家に押し込めておけば、いいと思ってるの?

 

夫レイフ側の言い分ももっともで、ちょっとお気の毒

 

プンプンの奥様ターニャですが、高名な夫婦カウンセラーのジョン・グレイ博士から言わせると、「男は火星から、女は金星からやってきた」(くらい考え方や感じ方が男女違う)わけですから、夫側の言い分もきいてみませんとね!

 

夫 レイフさんの言い分

  1. 自分は9人兄弟の長男で育ってきた。金銭的に苦しい幼少の生活を振り返るとお金の苦労を妻にさせたくない。
  2. 子だくさんで苦労をしてきた母親をみてきて、大切な妻に若いうちから子育てで苦労をさせたくない。
  3. 彼女に仕事の話をしなかったり、会社に関わらせないのは彼女がいると気になってしまい仕事に集中できないから。

 

 

 

なんともまぁ、彼の気持ちはアツアツではありませんか!

 

 

ただ、ターニャに、彼の思いが伝わっていないだけ。あまりの伝わらなさぶりにで、本が一冊かけちゃうくらいですから。

 

序盤から、二人の気持ちが語られて、歩み寄っては、傷つけて、誤解しては涙を流してのくりかえし。

 

二人が、愛から愛情へ、求めあう関係から与えあう関係へと成長をする姿が見どころです。

 

夫の言動に、納得いかない若奥様でしたが、彼のバックグラウンドを理解し、受け入れるにつれ、だんだんと寛容な気持ちで接していくようになります。

 

なんせ21歳で結婚して23歳なわけですから。

 

考え方も若いのもあたりまえ。彼女には、どっかーんとぶつかって、いっぱい傷ついて、傷ついた後には、旦那さまにめいっぱい愛されちゃってください、ってロマンスです。

 

最後、ヒロインのターニャのおばあちゃんのつぶやきを。

おばあちゃんは、若夫婦の喧嘩に巻き込まれ、双方と話をしますが、一言。

 

 

 

「若い人たちは、考え方も若いわね」

 

「いくつかの簡単なルールさえ守りさえすれば、人生は何事もうまくいくものよ。」

 

おばあちゃん、さすがですね。

 

⇒『愛の岐路』の詳細をみてみる[RENTA]

最後まで読んで頂きありがとうございます。お役にたてたら シェア下さると嬉しいです。