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エマ・ダーシー『キャンセルにご用心』を読んだ感想

重役秘書テッサ。これで、キャリアは登りつめた、と思った矢先、なんと臨時の社長秘書に抜擢。大切な出張に同行するはずだった秘書が緊急入院したため、テッサの上司が彼女を社長に推薦したらしい。
おりしも、テッサは婚約者の浮気の現場を目撃し、結婚をとりやめてやる!と意気込んていた頃。
悲しみを怒りに、怒りを原動力に!
テッサは大きな仕事を目の前に、王子様のような社長に同行できると、自らを鼓舞させるのですが・・・・

 

 

秘書をリラックスするためのボスの荒療治が斬新。

お約束どうり、二泊三日の主張に同行したテッサは、勿論ごちそうさまされちゃいます。

前日、婚約者の浮気の現場を目撃し、怒り心頭だったテッサですが、社長の出張に同行すると聞き、やや浮かれポンチ。まぁ、イケメン社長に同行となれば、夢のような展開ですから、私だって同じ立場ならそうなります。(オイオイ)

と、悲しみを怒りに紛らわし、仕事に集中するつもりが、イケメン社長が相手でコチコチ。その緊張をほぐすべく、あら治療を社長が実施。それって治療かいな。

 

この、社長がね〰。曲者なんですよ。もっと、ストレートに誘えばいいのに、と何度も思うのです。
しょっぱなからボスはメロメロ炸裂なんですが、何を考えるのか、ちょっと不思議なお方で、わざわざそんな策略を練らなくてもよさそうなのに、と思ったりします。

始終、あまーい、ボス秘書のロマンスなんですが、終盤はやや失速。
結婚がきまり「仕事をやめてくれ」と頼んでくるヒーローに、駄々をこねるテッサ。

ああ、なんというか、ワガママぶりがかわいいと、表現したかったのか、ちょっと裏目にでてる感じです。
おおよそ、優秀とはかけはなれた言動を、かわいいととるか、同性の反感を買うかは別れるところ。

全般に、テッサの溌剌とした言動と、メロ社長の駆け引きが、テンポよくすすむロマンスです。ああ、私にも、こんな素敵な仕事のオファーが舞い降りてこないかしら~。なんて妄想しちゃう作品でした。

 

 

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