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チェリー・アデア『初恋が実るとき』を読んだ感想

トレーダー キャサリンと建築家ルーカスのロマンス。

 

二人は7つ年の離れた義兄妹。ずーっと昔からキャサリンは義兄に片思いしてます。でも、全く、これっぽっちもルーカスは自分に興味はなさそう。

 

しびれを切らしたキャサリンはルーカスに思い切って「夫探しを手伝って!」とカマをかけてみるのですが・・・

 

よくありがちな設定なんですが、ちょっぴり切なくなるストーリー。思春期にありがちな、二人のやり取りに胸キュンロマンスです。

 

 

『初恋が実るとき』を読んだ感想 ネタバレ

 

積み読本だったんですが、めっちゃよかったです。設定自体は、ロマンス小説アルアル。『子供じゃないのに』と似てますね~

 

キャサリンは母親の連れ子、ルーカスは父親の連れ子、両親が再婚して二人は義理の兄妹になります。でもここでストーリーに一ひねり。

 

キャサリンの母親は男好きするので、ほどなくしてルーカスの父親と離婚。で、ルーカスの父親が、めっちゃキャサリンをかわいがるんですわ。キャサリンは、実の母親に置いてけぼりくらって、ルーカス親子と暮らすことになります。

 

で、ここで普通なら7歳も年の離れた義兄だったわけでしょ?可愛そうにおもうじゃないですか。置き去りにされた小さな女の子を。でも、妹を猫かわいがりとかするわけでなく、逆にめっちゃキャサリンを邪見に扱うわけですよ。

 

もうちょっと大人だったらまた対応も違ったはずなんですが、ルーカスも14歳。まぁ、中二病?的なコジレもあって、母親から捨てられたその日にですね、

 

「お前なんか、いなきゃいいのに」とか、いっちゃうわけですよ~。

 

思春期特有のコジレと、実の父親がキャサリンをかわいがるのをみて嫉妬しちゃったんですね。

 

で、それでもキャサリンはお兄ちゃん大好き!!

 

なにかと、あとをついて回る。決して、可愛い感じの子供じゃないので、ルーカスの同級生は「なんだ、あのチビ!お前についてまわって知り合いか?」とか、いわれりゃ、「しらねーよ。あんな奴」とか結構冷たい仕打ち(笑)赤の他人のフリです。

 

 

それでも、キャサリンは、ルーカスが好きで好きでたまらない。少しでも彼と一緒にいたくて、ルーカスのベッドの下に潜り込む。(子供は狭い所が好き!)でも結局は見つかって、兄ちゃんからひきずりだされて罵詈雑言(笑)

 

 

ハイスクールにはいって、初めて買ったバイクも父親のお達しで、キャサリンを後ろにのっけないといけない!仲間に自慢したいのに、チビを載せてグルグルツーリング。ぶー垂れる。

 

 

と、まぁ、小さいころは、兄妹仲よくなくて・・・・でも彼自身、成長をするにしがたがって自分の言動がいかに子供っぽかったのか、そして彼女を傷つけてしまったをいたく恥じるわですわ。

 

し~か~も~、だんだん、キャサリンは年頃になって綺麗になっていく。

 

 

ああ、自分はいったい何をしてしまったんだと!

 

しかも、実の父親からは、「絶対に、絶対にキャサリンを傷つけるな!!!」とお達しがでて、もうニッチもさっちもいかない。

 

ちょっとキャサリンのお誕生日にチュとキスすれば、勝手に手がうごいてゲスな「触り魔」になってしまう俺(笑)

 

 

キャサリンは、彼の葛藤をしるよしもなく、露骨に迫るんですけど(笑)、過去にキャサリンを傷つけた罪悪感からか、誘惑に負けることもなく、結構後半まで頑張りますよ~

 

 

このあたりの攻防もコミカルだし、とってもテンポよく読める1作。ちょっと軽ーくいい話を読みたい時には、おすすめの本ですね~