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ジャクリーン・バード『愛しすぎた結末』を読んだ感想

ラテン系ヒーローのちょっとヤンデレぎみ(!)ロマンスをご紹介します。37歳、男盛り。190センチ90キロの巨漢な実業家。

 

 

 

物語はじめは、鼻歌交じりのご機嫌さんなのですが、ヒロインへの独占欲にさいなまれ、少しずつ行動はおかしく(?)なっていきます。

 

ヒロインは、深く物事を考えない性格なので、実にお似合いのカップル。ネットでのレビューはいまいちでしたが、強引に奪われる(?)ストーリーがお好きな方は楽しめますよ

 

 

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序盤のあらすじを簡単にまとめました

ラウルは世界的な実業家。ペニーは彼と一緒に世界各地を同行し、ホテルで彼を待つ生活をしています。

 

豪華なホテル、華やかな生活。

 

素敵な食事や劇場につれていってくれるラウルは、それまでのペニーが目にしたことのない世界をみせてくれました。しかも、夜は、熱烈に愛してくれる。

 

 

ペニーは、ラウルから愛される喜びと、その深さを知るのですが・・・ほんの少しの不安が心によぎり、「いつかラウルが結婚を申し込んでくれるはず」そう信じて23回目の誕生日を迎かえます。

 

 

今回の出張先は中東。誕生日当日、ラウルはプレゼントをペニーに渡します。ものすごい高価なブレスレット。

 

ひょっとしたら指輪をおくってくれるかも、と期待していたペニーはがっかり。その後、一緒に誕生日を過ごせないことを詫びたラウルはビジネスに向かいました。

 

 

独りぼっちで過ごす誕生日。いつもラウルを待つだけの生活に疑問をもちはじめたペニー。急いで、その考えを頭から振り払います。今日は、自分の誕生日。ラウルは、8時になっても、ホテルへ戻ってこない。

 

 

はじめてのアラブの国をみてみようと、夜の街へでかけることにしました。ホテルの受付で、もらった案内図を頼りに、夜の通りをあるくペニー。

 

 

突然、腕をつかまれ「いったいどこへ行くつもりだ?」

 

 

ラウルの緊張した顔と、鋭い声。ラウルは一人ではなく、数人の男性たちと一緒にいました。どうやら、この国の高貴な身分の人らしい。「ほれぼれする」ペニー露骨な興味を示す男性。その後、ペニーに怒りを爆発するラウル。

 

 

「いったいぜんたい何をする気だった?」
「完全に気が狂ったのか?」
「自分をみろよ――その服は体の線が丸見えじゃないか。やれやれ!君は男とみれば片っ端から言い寄らずにはいられないのか?しかもこのドバイで、シークにまで」

 

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感想です<ネタバレあり>

もともとは薬剤師だったペニー。偶然出会ったラウルと恋におちて、誘われるがままに彼に同行する生活をおくるようになりました。

 

 

いつか、ラウルがプロポーズしてくれるはずと、夢見る女性。対して、ラウルは結婚に躊躇する37歳。結婚をねらう女たちから自分を頑なに守っています。

 

 

そんな彼が、ペニーと出会い、彼女といるだけで「浮かれぽんちポンチ」です。
浮かれ具合が可愛い。若い愛人にのめりこむ、青年実業家。それが世間の目(と、読者の目)

 

二人きりの時は、濃密な時間を過ごしていても、いったん外にでれば、ペニーにはいやらしい視線がまとわりつきます。それが、ラウルには許せません。

 

 

一方、ペニーは物事を深く考えないので、自分の行動が世の男性を刺激してるとはサラサラ思いません。嫉妬心にあおられたラウルは、もやは偏見の塊。

 

その後、些細な行き違いや、売り言葉に買い言葉があり、二人は別れます。ペニーを取り戻すラウルの強引な行動は犯罪すれすれ。

 

いや、犯罪?

 

ペニーの友人は、ラウルを危険視しますが、まさにその通り!普通の人はそうおもうよね。当事者のペニーは、ラウルを愛するあまり、いや、もともとの性格なのか、彼に薬をもられたり誘拐されたりと波乱万丈です。

 

後半、ペニーは自分を振り返り反省の発言も笑えます。

まったく間抜けもいいところだ。
おでこに”ひっかかりやすいちょろい女”と明記してあるんじゃない?

 

 

ペニーようやく、気が付いたか!(笑)

 

ひかかりやすいちょろい女ペニーと、あくなき所有欲と異常な嫉妬心のラウル。ぼんやりヒロインは、大切にヒーローに守られ幸せに暮らせば、オッケーなので、なかなかお似合いなカップル。

お幸せに~