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ジェニファー・クルージー『恋におちる確率』を読んだ感想

若き経営者キャルヴィンと、保険数理士ミネルヴァのロマンス。

 

 

ぽっちゃりのミネルヴァことミンは妹の結婚式に出席するためダイエット中。すぐ太ってしまう彼女は、かなり体重を気にしています。

 

ところが!ボーイフレンドのデヴィットは、ミンがぽっちゃりだと暗にほのめかした挙句、ベッドをともにしないという理由で(!)別れたいといってきました。

 

 

ボーイフレンドと別れたてほやほやのミンに親友たちは、次なるお相手をバーで物色。

 

 

「育ちがよさそうで、ハンサムなあの男性はどう?」

 

 

デヴィットにふられたばかりにのミンは、次なるお相手を求め、親友が選んだ、超ハンサムガイに近づいた時、耳を疑うような会話が!!

 

なんと、デヴィットとハンサムガイが、ミンを落とせるかどうかで、賭けをしてるではありませんか。

 

 

あの、ハンサムガイめ。ゆるすまじ。しかも、掛け金は、なんと10ドル。

 

 

怒りにもえたミンは、ハンサムガイが誘ってきたら、逆に手玉にとってやると怒りメラメラ。

 

超ハンサムガイことキャルは、本当にたった10ドルで、彼女を落とすつもりのろくでなしなの?

 

 

 

等身大の男女交際が、ほほえましく、テンポよく進みます。ぽっちゃり女子に愛と勇気を与えるロマンスですよ。

 

 

 

デブで馬鹿と思い込んでるヒロインは、実はモテモテ

 

しょっぱなから、ちょっとしたネタバレなんですが(笑)、別れたボーイフレンドのデヴィットは、本当はミンと別れるつもりなんて、さらさらなくて、本当はベッドをともにしない彼女にお灸をすえるつもりで別れを切り出しました。

 

 

愚かなミンの元ボーイフレンドは、たまたまあったバーで出会った取引先のキャルに「あのグレーのスーツをきた女性をを落とせたら・・・」と、ミンをだしに賭けを持ち掛けます。ミンの貞操が固いことを知っての上で、キャルに賭けをもちかけたのは、モテモテのハンサムガイのキャルに日ごろから、デヴィットが嫉妬をしていたからです。

 

 

まぁ、キャルは、得意先のデヴィットから妙なかけをもちかけられ、面倒だな、と思いながらも、無下に断ることもできずにいたところを、ミンに聞かれてしまいます。

 

 

女性をベッドに誘えるかではなく、ディナーに誘えるかどうかくらいなら、賭けにしてもいいかな、と思い、キャルは、ミンをディナーに誘う賭けに変えてもらうように賭けの内容を変更し、ミンに近づきますが、時すでに遅し。

 

 

賭けの内容が変更になったなんて、彼女はしるわけもありません。

 

 

 

明るくまっすぐな性格なヒロインに親近感

 

キャルとミンは、その日ディナーに出かけます。

プンプンに怒り心頭のミンは、スマートでいかしてる彼にヨロメキ自爆気味(笑)

まぁ、仕方ないですよね。

 

キャルを見つめる度に「ああ、運命の人かも」とか思っちゃってる自分を「デブで馬鹿な組み合わせなんて、超最強」と自虐的(笑)

なんたって、10ドルで賭けにされちゃってるのに、相手がちょっと優しいからって、ちょっとハンサムだからって、よろめいちゃってるんですから。

 

でも、気持ちわかるわ(笑)

 

 

そんな乙女心を隠すためか、キャルに対して、嫌味や皮肉で応戦し、超感じ悪いミン。

 

初対面のはずの彼女に、八つ当たりされてるとしか思えないキャルは、もうお手上げ状態(笑)

 

でも、二人の歩く足音のリズムが何故か一緒なんです・・・

 

心の声に正直だったのはイケメンヒーロー。おいしい食事でハートをキャッチ

 

そんな調子でキャルはミンとディナーを終えます。もう、絶対に二度と会わないだろうとお互い思っているのですが、ところがどっこい運命の女神はそうはさせてくれません。

 

 

ミンとキャルの親友が、どうやら真剣交際を始めたこともあり、ことあるごとに顔を合わせてしまう二人。

 

 

ミンは、賭けの対象にされてることを根に持っており、心の中ではろくでなし!と思いながらツンツンした態度をとってしまいます。

 

 

ところが、キャルは、とっても明るくて感じのよい男性で、おまけに、すっごくおいしいお店にも連れていってくれる。おいしい料理の作り方も教えてくれる。なんといっても、ミンがおいしそうに食べる姿が素敵だといってくれる。

 

 

キャルも、いけすかない女だな、と思いながらもミンと距離を置かないのは、彼女が運命の人かもしれないと感じたから。

ハートに正直なのは、イケてる彼の方で、なんだかんだいって、ダイエットしているミンに、おいしそうなモノを食べさせちゃってます。

 

 

もはや、こうなると、キャルは、ぽっちゃり女子の救世主か、それともダイエットの敵なのかわかりません(笑)

 
とにかく、おいしそうに食べてる姿がかわいいのですって!

 

 

等身大の自分を受け止めてくれるキャルに、ミンは賭けのことなんて、どうでもよくなるくらい惹かれていきます。

 

 

全然お似合いじゃない二人の恋愛の顛末は?

キャルとミンの元カノ・元カレ登場でストーリーは盛り上がります。

 

愛の駆け引きで、別れを告げたはずが、大番狂わせ。絶対自分の元にもどってくると信じていたのに、キャルとミンがまさかの急接近!いやいや、絶対無理でしょ、あの二人がカップルなんてありえなくね?と思ってたから、大ショック。

 

 

手を変え品をかえ、二人の仲を裂こうとするのですが、二人の気持ちは強まるばかり。

 

最後、賭けの件で、ちょっとした仲たがいしちゃいますが、賭けの真実を知りミンはびっくり仰天。なんと!実は掛け金は10ドルではなく・・・

 

 

これから、きっと、もっともっと体重増えちゃうよ、と言いながらキャルの腕に抱かれるミンはとっても幸せそうです。

 

ほーんと、ごちそうさま。