カテゴリー:ヒストリカル

魔女の噂のあるマルチダと、実業家デグランのロマンス。

 

自働車もなく馬で移動する時代。

街はずれの森に棲む一人の女性に魔女の噂がありました。

 

どうやら彼女は、怪しげな薬を調合してるらしい。

 

 

そんな彼女の元におとずれたのは、このあたり一体の土地や建物を買い上げ勢力をたかめつつある若き実業家デグラン。

 

彼が、マルチダに依頼したのは、なんと惚れ薬!。彼女は、男らしいデグランをみて内心、惚れ薬なんて必要ないでしょ、とおもいますが、強く押し切られ、禁断の惚れ薬を作る約束をさせられますが・・・

 

メルヘンチックな世界観と、マルチダの手作りお菓子がなんともおいしそう!まるで、

ヘンゼルとグレーテルを思わせる脇役のちびっこ二人も登場で、かわいらしくも、ちょっとセクシーなロマンスです。

 

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ヒストリカル・ロマンスのファーストレディの呼び名に相応しいキャスリーン・E・ウッディウスの作品。昼ドラにしても申し分ない、典型的なザ・ロマンスです。

 

 

冷たい風が吹きすさぶ季節に萌えいずる真紅の薔薇。まさにヒロイン エリエンヌそのもの。

 

母親は死に別れ、賭博ぐるいの父親と、身体の不自由な弟と三人で、貧しい暮らしをしていますが、凛とした風格はまさに貴婦人。彼女の行動はおろかでもあり、そして気高くもあります。

 

上下二冊で発行されています。ちょっと長いので、序盤中だるみもありますが、エリエンヌの競売にかけられる場面から盛り上がりますので、ご安心を。

 

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玉の輿を夢見つつも、どこかロマンチックなフェリシティと、彼女に正体を明かせず紋々とするホリンドレイク公爵のロマンス。

 

 

文通相手との結婚を夢見るヒロイン、フェリシティは玉の輿願望満々。

花婿候補に白羽の矢をたてた「ダントン卿」と文通を交わすまでにこぎつけます。

 

ところが!!そのお相手は、当の本人ではなく、ダントン卿のおじいちゃん(笑)

勝手に孫の名前を使い、(ちゃっかり)彼女と文通してたのです。
老公爵が亡くなり、爵位を引き継いだダントン卿ことサッチャーは「じいさんの策略」が発覚し、大慌て。フェリシティに惹かれながらも、自分自身に嫉妬するヒーロー ジレジレ作品でございます。

 

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成金の娘タリアと、名門貴族アッシュコーム伯爵のロマンス。
舞台はロンドン。

周囲から「豚ドブソンの娘」と揶揄されるタリアと、堕天使のごとく美しき伯爵の結婚は、社交界のゴシップ間違いなしの組み合わせ。

 

結婚に至るまでの経緯はかなり訳あり。ちょっと、ちぐはぐなカップルの愛と冒険の物語です。

 

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