カテゴリー:コンテンポラリー

牧師館手伝いのジェニーと石油試掘者ケージのロマンス。

 

 

ジェニーは幼いころ、両親をなくしヘンドレン夫妻に引き取られます。夫妻には二人の息子ケージとハルがいるのですが、夫婦は次男のハルを猫かわいがり。牧師という職業もあり、品行方正で優等生な次男を溺愛です。

 

一方、女ったらしでろくでなしのレッテルの長男ケージは鼻つまみもの。ひとかけらの愛情もかけられてません。

 

そんな、兄弟格差があたりまえの家族の中で、ジェニーは少女から大人に成長。夫婦の祝福をうけハルと、めでたく婚約したのですが、結婚を目の前にして、ハルは亡命者の救済のため内戦はげしいモンテネグロにいくと言い出します。

 

危険を承知でいくと言い張るハルに、捨て身でジェニーは「いかないで!」と伝えるのですが、そこにケージがからんで一波乱、いや二波乱?

 

もっぱらロマンス中心で、ハラハラドキドキは全くせず。サクッとよめる作品ですよ。

 

 

星をなくした夜』に登場したアツアツ夫婦のケージとジェニーの物語。『星をなくした夜』よりもこちらを先によむのをお勧めします。

 

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企業再生のプロのロザリーと、自働車販売店オーナーの大富豪ニックのロマンス。二人は、雪の日の高速道路で出会います。ロザリーは、愛車フォルクスワーゲンがパンクしてしまい立往生。苛立ちのあまり、愛車へ激しい蹴りをいれる怒りぶり。

 

そんな荒ぶるロザリーを目撃したのはニック@大富豪。「自分の正体」を隠し、ちょっと面白そうなロザリーをデートに誘います。

 

何から何まで、期待を裏切る豪快な彼女に、ニックはもう夢中!段々と惹かれるにつれ、自分の正体を隠してる自分がつらくなっていき…

 

 

イタリア系アメリカ人カップルのラブコメディ。コンテンポラリー作品らしい軽快さと、ライトなノリで読み終わりハッピーな読書感。女の幸せが、ぎゅっとつまったニックのヒーロー像に、ロザリーでなくても心動かされる作品です。

 

 

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教師のケリーと世界的フォトジャーナリスト リンクのロマンス。

 

 

ケリーは内戦激しいモンテネグロで教師をしています。孤児たち9人をつれて、なんとか故郷のアメリカに帰りたい。孤児たちに里親をみつける手配や、飛行機の手配もしてある。

 

 

ただ、待ち合わせの場所に到着できない。内戦激しい地の密林の中、みつかれば彼女を含め9人の孤児たちの命はない。反乱軍であっても、政府軍であっても!

 

 

ケリーは苦肉の策で、場末のバーにでむき、力になってもらえる傭兵を探すのですが…

 

 

サンドラ・ブラウンらしい骨太な感じで、ぐいぐいストーリーに引き込まれる作品。

 

 

ロマンス小説でも、ハードボイルドテイスト?という帯のうたい文句どうり、密林をかけぬけるヒーローとヒロイン、そして孤児たちにハラハラさせられる作品。原作は1987年刊行なので、約30年近くも昔のロマンス小説!!全く古さを感じさせない作品です。

 

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ジェシカの愛情研究【ハーレクイン文庫版】

開業医ライルと心理学研究者ジェシカのロマンス。

 

両親が離婚したトラウマでジェシカは恋愛結婚に否定的。姉が結婚生活で苦労をして半ノイローゼ。その矛先がジェシカに向かってます。

 

 

どうやら、姉は義兄とジェシカが不倫をしてると疑っているらしいのです。ジェシカは事実無根と姉に伝えているものの、義兄の方は浮気する気満々!半分病んでる姉に、強くでることもできず悩み中。

 

 

そんな時、姉が「ジェシカ!あなたが結婚してくれたら、浮気をしてないって信じるわ!」

 

 

恋愛結婚に否定的なジェシカは、見合い結婚もいいかも!これはいいアイディア!「夫募集」の広告を出すことにしたのですが・・・・

 

 

彼女の広告に応募してきたのは、いつもプリプリおこってるドクターライル。色々訳ありライルとジェシカの不思議な結婚生活を描いたロマンスです。

 

 

愛情なんて、一次的な肉体的に惹かれているに過ぎないと一刀両断するジェシカの愛情研究の学説は正しいのか!

 

⇒『ジェシカの愛情研究』の詳しいあらすじをみてみる[RENTA]

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