カテゴリー:サンドラ・ブラウン
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牧師館手伝いのジェニーと石油試掘者ケージのロマンス。

 

 

ジェニーは幼いころ、両親をなくしヘンドレン夫妻に引き取られます。夫妻には二人の息子ケージとハルがいるのですが、夫婦は次男のハルを猫かわいがり。牧師という職業もあり、品行方正で優等生な次男を溺愛です。

 

一方、女ったらしでろくでなしのレッテルの長男ケージは鼻つまみもの。ひとかけらの愛情もかけられてません。

 

そんな、兄弟格差があたりまえの家族の中で、ジェニーは少女から大人に成長。夫婦の祝福をうけハルと、めでたく婚約したのですが、結婚を目の前にして、ハルは亡命者の救済のため内戦はげしいモンテネグロにいくと言い出します。

 

危険を承知でいくと言い張るハルに、捨て身でジェニーは「いかないで!」と伝えるのですが、そこにケージがからんで一波乱、いや二波乱?

 

もっぱらロマンス中心で、ハラハラドキドキは全くせず。サクッとよめる作品ですよ。

 

 

星をなくした夜』に登場したアツアツ夫婦のケージとジェニーの物語。『星をなくした夜』よりもこちらを先によむのをお勧めします。

 

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教師のケリーと世界的フォトジャーナリスト リンクのロマンス。

 

 

ケリーは内戦激しいモンテネグロで教師をしています。孤児たち9人をつれて、なんとか故郷のアメリカに帰りたい。孤児たちに里親をみつける手配や、飛行機の手配もしてある。

 

 

ただ、待ち合わせの場所に到着できない。内戦激しい地の密林の中、みつかれば彼女を含め9人の孤児たちの命はない。反乱軍であっても、政府軍であっても!

 

 

ケリーは苦肉の策で、場末のバーにでむき、力になってもらえる傭兵を探すのですが…

 

 

サンドラ・ブラウンらしい骨太な感じで、ぐいぐいストーリーに引き込まれる作品。

 

 

ロマンス小説でも、ハードボイルドテイスト?という帯のうたい文句どうり、密林をかけぬけるヒーローとヒロイン、そして孤児たちにハラハラさせられる作品。原作は1987年刊行なので、約30年近くも昔のロマンス小説!!全く古さを感じさせない作品です。

 

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TVリポーターのエイブリー。偶然乗った飛行機が墜落。現場から救出されるも、上院議員候補夫人と取り違えられてしまいます。
怪我と火傷で、声も出せない。全身包帯でまかれ、チューブで繋がれ、身動きがとれない。
夫人の写真を元に、そっくりそのまま整形手術で顔を復元させるらしい。
私は「キャロル」じゃないと、伝えられないまま・・・

 

 

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