カテゴリー:ダイアナ・パーマー

テキサスの恋シリーズ2作目。若き青年実業家 バレンジャー兄弟の兄ジャスティンと、ジェイコブズビルの名家の娘シェルビーのロマンスです。

 

 

二人はかつて婚約をしていた仲。婚約を解消したものの、お互いを忘れられず6年という月日が経ちました。

 

 

愛し合ったはずの二人が、何故恋しくおもいながらも別れてしまったのか。憎しみと愛情に揺れる二人の恋心に注目の作品。

 

⇒[小説]祝福のシャンパンの詳細をみてみる[RENTA]

記事を読む

記念すべきテキサスの恋シリーズ第1作目。アビーとバレンジャー兄弟の弟カルフーンのロマンス。

 

彼らは家族同然。お互いの両親が、再婚目前に事故死。アビーは頼る人がいなくなり、バレンジャー兄弟に引き取られます。その時、若干15歳。

 

天真爛漫な笑顔まぶしい少女が、バレンジャー兄弟と一緒に暮らし始め、彼らの生活は一変しました。

 

あれから、6年。アビーは21歳になり、少女から大人になりました。バレンジャー兄弟の弟カルフーンへの恋心が募るばかり。

 

いつまでもアビーを子供扱いするカルフーンに「こどもじゃないの!」と知らせるための、そのびっくり行動に驚きです^^

 

⇒[小説]子供じゃないのにの詳細をみてみる[RENTA]
記事を読む

伯爵と一輪の花

成金の娘バーナテッドと、スペイン貴族の血を引く牧場主エドワルドのロマンス。

 

 

「ヒロインは自分の恋心を隠して便宜結婚。ヒーローは最初はお金のための結婚でしたが、いつしか本気に」ちょっとヒストリカルっぽい作品。

 

 

どこかで、読んだことのある展開や設定ですが、うまくまとまってます。
登場する悪役の意地悪も、身内のゴタゴタといったレベルです。
後味のよい読書感で、スピンオフの多いダイアナ・パーマー作品でも単独で読んで楽しめる一冊。

⇒[小説]伯爵と一輪の花 の詳細をみてみる[RENTA]

記事を読む

貧しく苦しい生活から救い出してくれた男性に恋するセシリー。
義理の父親からの暴力に傷ついた少女が、
優しく、そして力強いテートに守られ、大人の女性へ成長しました。

 

 

淡く切ない恋心に胸キュンロマンスです。

 

⇒『ペーパーローズ』の詳細をみてみる[RENTA]

ヒロインの極貧生活から救い出だしたのはあこがれの人

舞台はアメリカ サウスダコダ。
セシリーは母を亡くし、義理の父親と貧困生活。
母親が残してくれた店を義父と二人でやっていますが、破産寸前の状況です。

 

 

そんな、彼女の店の常連客なのが、今回のヒーローのテート。
スー族の血を引く、誇り高き男性です。

 

 

ある日、テートはセシリーの様子がおかしいことに気づきます。
彼女の義父は、酒を飲むと彼女に触り、それがエスカレートしている。
義父におびえるセシリーを、義父から有無を言わさず引き離し、離れて暮らす自分の母親の元へ送ります。
その後も、セシリーの生活の安全や金銭的な援助をし続けます。
ただし、彼女に内緒で・・・

 

前半 超カッコイイ テートに私も惚れました

テートが、超かっこいい。
義父からセシリーを引き離し、守り続ける。
その決意、惚れてしまいます。
当然、セシリーもテートへの淡い恋心を抱いていましたが、本気で彼を愛するように。
そりゃ、当然!

 

 

 

ですが、それも彼女に金銭的な援助をし続けていた事実がばれて、関係に変化が訪れます。
奨学金と称して、彼が学費を払っている。
彼女のアパート周辺も、変な輩が近づいていないか、彼が見守る。いやいや、過保護もいいところでしょ、と思うのですが、セシリーは彼の好意を素直に受け取れません。

いいじゃん、いいいじゃん。って思うのは私だけ?

一方、テートはセシリーを大事に大事に思っているのですが、スー族の血を守るため、同族同志の結婚を望んでいます。当然、白人のセシリーは対象外。
うすうす彼女の気持ちには気づいているものの、自分から積極的に応えるつもりはありませんでした。

 

ああ、テート一体なにを考えてるの?

ツンツンヒーローの真骨頂

じゃ、なんで、あんなに過保護なの~と、思うのですが、そこは、揺れる男心(なのか?)
セシリーとは結婚できないけれど、離れていってほしくない。
彼女への援助は惜しくない。
でも、結婚できない。
矛盾だらけの関係に、セシリーは混乱。

 

 

金銭的な援助の暴露、テートの恋人(自称)の登場、出生の秘密が関係し、二人の穏やかな関係に変化が訪れます。
一番の見どころは、テートのやさぐれ具合。
今までと違うセシリーに面白くないテートは、ツンツン態度になってしまいます。
セシリーに、恋人候補(友人)が登場し、さらにプンプン。

 

 

ネイティブ・アメリカン
あの、序盤の男らしいテートはどこにいった???
別人か?

愛に臆病な、孤独な男の葛藤が混乱を巻き起こすロマンス。
セシリーの少女時代からの一途な想いは、充分に彼に伝わっていて、テートさえ愛を受け入れれば皆がハッピー。
素直になれよ、の一言です。

 

 

途中、思いもよらず登場した中年カップルのいちゃいちゃぶりもほほえましく感じました。

 

ペーパー・ローズ

 

⇒『ペーパーローズ』の詳細をみてみる[RENTA]