キャスリーン・E・ウッディウィス『狼と鳩』を読んだ感想

キャスリーン・E・ウッディウィスの11世紀のイギリスを舞台にしたヒストリカルロマンス。

 

イングランドを征服しにやってきたノルマン人のウルフガーと、サクソン人の元領主の娘エイスリンのロマンス。

 

とにかくヒロインが可哀想。

 

 

突然やってきたノルマン人に父親は殺され、母親はむごい仕打ちをうけ気がふれてしまいました。エイスリンは首に縄をかけられ、無理やり凌辱・・・

 

 

出だしから、暗く重いストーリー展開に、ちょっとドン引きしちゃうので、甘いロマンスを期待されてる方は取り扱い注意の作品。

 

今回、私はサンリオ版を読みましたが、Amazonでみつけられなかったので、ソフトバンク版をリンクしますね。名作ではありますが、賛否両論といったところでしょうか。

 

あまりにむごい仕打ちを受けるヒロインに胸を痛める作品です。

 

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リサ・クレイパス『壁の花シリーズ』の情報まとめ

リサ・クレイパス「壁の花シリーズ」の情報をまとめました。

 

シリーズの簡単なあらずじと、順番などのお届けです^^

 

再読する方への参考にもどうぞ。

 

関連シリーズの紹介もあわせて載せています。

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ジェニファー・クルージー『恋におちる確率』を読んだ感想

若き経営者キャルヴィンと、保険数理士ミネルヴァのロマンス。

 

 

ぽっちゃりのミネルヴァことミンは妹の結婚式に出席するためダイエット中。すぐ太ってしまう彼女は、かなり体重を気にしています。

 

ところが!ボーイフレンドのデヴィットは、ミンがぽっちゃりだと暗にほのめかした挙句、ベッドをともにしないという理由で(!)別れたいといってきました。

 

 

ボーイフレンドと別れたてほやほやのミンに親友たちは、次なるお相手をバーで物色。

 

 

「育ちがよさそうで、ハンサムなあの男性はどう?」

 

 

デヴィットにふられたばかりにのミンは、次なるお相手を求め、親友が選んだ、超ハンサムガイに近づいた時、耳を疑うような会話が!!

 

なんと、デヴィットとハンサムガイが、ミンを落とせるかどうかで、賭けをしてるではありませんか。

 

 

あの、ハンサムガイめ。ゆるすまじ。しかも、掛け金は、なんと10ドル。

 

 

怒りにもえたミンは、ハンサムガイが誘ってきたら、逆に手玉にとってやると怒りメラメラ。

 

超ハンサムガイことキャルは、本当にたった10ドルで、彼女を落とすつもりのろくでなしなの?

 

 

 

等身大の男女交際が、ほほえましく、テンポよく進みます。ぽっちゃり女子に愛と勇気を与えるロマンスですよ。

 

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リンダ・W・ジョーンズ『ためらいの媚薬』を読んだ感想

魔女の噂のあるマルチダと、実業家デグランのロマンス。

 

自働車もなく馬で移動する時代。

街はずれの森に棲む一人の女性に魔女の噂がありました。

 

どうやら彼女は、怪しげな薬を調合してるらしい。

 

 

そんな彼女の元におとずれたのは、このあたり一体の土地や建物を買い上げ勢力をたかめつつある若き実業家デグラン。

 

彼が、マルチダに依頼したのは、なんと惚れ薬!。彼女は、男らしいデグランをみて内心、惚れ薬なんて必要ないでしょ、とおもいますが、強く押し切られ、禁断の惚れ薬を作る約束をさせられますが・・・

 

メルヘンチックな世界観と、マルチダの手作りお菓子がなんともおいしそう!まるで、

ヘンゼルとグレーテルを思わせる脇役のちびっこ二人も登場で、かわいらしくも、ちょっとセクシーなロマンスです。

 

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