リサ・クレイパス『ひそやかな初夏の夜の』<壁の花シリーズ1>を読んだ感想

リサ・クレイパスのヒストリカル作品。壁の花シリーズの1作目。実業家サイモンと名門(貧窮)しているアナベルのロマンス。

 

美しくもお金のない貧窮した貴族のアナベル。実家を立て直すにはお金持ちの貴族と結婚するしかない、と現実的な考えを持っていますが、そんな彼女に庶民出身の大人の男サイモンが登場。

 

愛か、お金か、揺れ動くアナベルを、ちょっと離れたところで温かく見守るヒーローサイモンがとっても素敵な一作です。

 

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メアリ・バログ『秘密の真珠に』を読んだ感想

貧窮している貴族の娘フルールとリッジウェイ公爵のロマンス。

高潔な生き方を目指す二人。

 

 

許されない関係にもかかわらず、お互い想いが募ります。緻密で繊細な描写と、ストーリー出だしが衝撃的な作品。
全体に重苦しい雰囲気でストーリーが進みます。

ひょっとしたら、全体的にハッピーロマンスがお好みの方は、設定NGかもしれないので、

ご注意を。

Amazon等で、あらすじ確認してくださいね。

 

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ダイアナ・パーマー『伯爵と一輪の花』を読んだ感想

伯爵と一輪の花

成金の娘バーナテッドと、スペイン貴族の血を引く牧場主エドワルドのロマンス。

 

 

「ヒロインは自分の恋心を隠して便宜結婚。ヒーローは最初はお金のための結婚でしたが、いつしか本気に」ちょっとヒストリカルっぽい作品。

 

 

どこかで、読んだことのある展開や設定ですが、うまくまとまってます。
登場する悪役の意地悪も、身内のゴタゴタといったレベルです。
後味のよい読書感で、スピンオフの多いダイアナ・パーマー作品でも単独で読んで楽しめる一冊。

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リサ・クレイパス『同居生活』を読んだ感想

未亡人ヒロイン ホリーと、元闘拳家の青年実業家ザックのヒストリカルラブロマンス。
貴族社会のしきたりやマナーを教える教師と生徒の関係が、いつのまにかロマンスに発展。たおやかな淑女と、粗野な成り上がりヒーローの奇妙な期限付きの同居生活が描かれています。

 

 

甘いストーリーの中にも、貴族社会で、自立しようとするヒロインの思慮深さと強さがにじみ出ている作品。

 

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