シェイプシフターの大人気ロマンスシリーズ。ナリーニ・シンの代表シリーズ「サイ=チェンジリング」の情報をまとめました。
新刊を読むときに再読する方の順番の参考に!
ナリーニ・シンの新刊『冬の盾と陽光の乙女 』
〈サイ=チェンジリング〉シリーズ第13弾!
Amazonより紹介文です。
パラノーマル・ロマンス〈超能力者(サイ)=動物に変身できる種族(チェンジリング)〉シリーズ第13弾!
〈アロー部隊〉に所属する瞬テレポーター間移動者のヴァシックは、暗殺者としての過酷な任務を果たすなか、いつしか死の安らぎを望むようになっていた。そんな彼に、実験のため集められた共エンパス感能力者たちの護衛という新たな任務が与えられる。ヴァシックが担当することになったアイビーは、能力の高まりのせいで再度の条件づけを経験しながらも自我を保ってみせた強い女性だった。その輝きに触れて、彼の凍てついた心は溶け始める。
うーん。ツッコミどころがない。まじめ~な感じが伝わってきます。
扶桑社ロマンス通信様の作品紹介では、ヒーローの「強もてのくせしてなんなんですかこの中学生男子みたいなうぶな可愛さ」だそうです。ウブいのか~。
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サイチェンジリングシリーズを初めての方へ
シェイプシフター&パラノーマルロマンスの長編シリーズ。まだ未読の方へちょっとだけ紹介します。
サイチェンジリングの世界を担うのは3つの種族
- 「サイ」(超能力を操る)
- 「チェンジリング」(動物に変身する能力をもつ)
- 「ヒューマン」(私たちと同じ)人間
それぞれが、政治・経済・芸術などの分野で活躍しています。求愛や文化様式もそれぞれちがっていて、お互いにけん制しつつも共存してる世界。
なので、種族を超えた愛っていうのは基本タブー。同族同士であっても種族が違ったりするとまたもやハードル高し!
分かり合えない壁を乗り越え、二人の愛が深まっていくのがシリーズの見どころでなのですよヨ。サイ同士のロマンスだと高ぶりすぎて、地割れがおきたり(笑)することも。スケールがでかいですな。
「サイチェンジリングシリーズ」こーんな人にお勧め
- SF的な世界観がスキ
- もちろんホットなシーンもあってほしい
- 多少の細かい描写はイメージで補える
とにかく、世界観になじむまでが厳しい。これはサイチェンジリングだけでなく、SFってそうじゃないですか。前提条件みたいなのがあってこそ、面白さが増すというもの。
なので、正直あわないと思う人は1話目でダメだと思います。だんだんロマンス色が強くなって、4作目5作目あたりからは、グッといい感じになっていくんですけどね。
ハーレクインロマンス・ハーレクインコミックスのような
- ・難しい漢字や描写が少なく、
- ・2時間程度のサクッとしたトキメキ路線
とは違うのでご注意を。
1話、1ロマンス。でもストーリーは時系列に進行していくので、順番道理に読むことをお勧めします。
あ、あと全部電子書籍化されてるのもうれしいですね!私はセールのときに買いました!
コンスタントに新作が翻訳されていくのもうれしいシリーズです。
1作目『 黒き狩人と夜空の瞳 』
2作目『 冷たい瞳が燃えるとき 』
3作目『氷の戦士と美しき狼』
4作目『気高き豹と炎の天使』
5作目『封印の獣と偽りの氷姫 』
6作目『燃える刻印を押されて』
7作目『遠き記憶が輝くとき』
8作目『裁きの剣と氷獄の乙女』
9作目『藍色の瞳の女神と戯れて 』
10作目『雪の狼と紅蓮の宝玉』
11作目『金眼の黒狼と月下の戦姫』
12作目『黒曜石の心と真夜中の瞳』
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誰もが知る有名シリーズから、超ホットなレアなシリーズまで。興味のある方は是非どうぞ。⇒『ロマンス小説シリーズ作品の情報まとめ』