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レイ・マイケルズ『偽りの恋人』を読んだ感想

大学職員レイチェルとパイロットのコリンのロマンス。

 

レイチェルは新しい職場にやってきて、はや数ヶ月。職場はとってもいい人ばかりで、仕事もやりがいがある。申し分ない環境なんですが、1つだけ悩みがあります。

 

それは、誰もかれもが彼女に彼氏を紹介しようとすること!!

 

男性に興味はないの、と言い張るレイチェルに、周囲は「また、また~」といって、紹介の手をゆるません(笑)

 

そんな周囲の人たちに辟易していた所、偶然はいったアイスクリーム店で出会った男性に、とあるアイディアを申し出します。

 

「私の偽りの恋人になってくれない?」

 

バレバレの展開。読み手が安心感とともに、あわ~い胸キュンを味わえる可愛いロマンスでございます。

 

 

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偽りの恋人の感想<ネタバレ全開>

 

偽りの恋人募集のレイチェルの白羽の矢があたったのはパイロットのコリン。

 

偶然、居合わせたアイスクリーム店で、レイチェルは、コリンが彼の連れに苦情申し立てをしてるのを耳にします。

 

どうやら、コリンの義理の姉が、お節介にもコリンが独身なのに目をつけて、愛のキューピット役を申し出てるらしい。

 

「もう、勘弁してくれ~」と、コリンは連れの兄に泣きをいれてます(笑)

 

コリンはパイロット(兼、会社を所有してるオーナー社長)。

 

 

レイチェルはコリンを覚えていませんでしたが、実はコリンが操縦する小型の飛行機にのったことがあり、二人は初対面でありませんでした。

 

レイチェルをみて、「お!」と思った、コリンはレイチェルに声をかけてきて、二人はお近づきになるのですが、レイチェルは全く彼を覚えておらず(笑)

 

どちらかというと同じ境遇で困っている人といった目線でコリンをみていて、同病相哀れむといった感じ。もう、眼中なしですよ。あはは。

 

 

そこで、レイチェルは「偽りの恋人にならない?」とコリンに申し出。目の玉が飛び出るほど、驚いたコリンですが、双方に理がある、と思ったのか、ニセ恋人役を引き受け、二人は急接近。

 

もう、この段階で気づきません?コリンの思惑が!

 

気のない女性に普通は声かけませんですよ~。気づけよ、レイチェル!!

 

 

包容力のあるヒーローがかっこいいのと、最後のネタバレも面白い

 

ヒロインには、いろいろと隠しておきたい秘密があったり過去があったりして、ちょっと複雑なんですよね。

 

コリンは、しつこいという程ではないんですが、けっこう甘く優しく彼女に近づき、心を解きほぐそうと懸命に努力します。といった段階で、彼の気持ちはもうバレバレ。

 

 

気が付いていないのは、当のレイチェルだけ。

 

後半、彼女の隠しておきたい過去や、秘密が暴露され、コリンとレイチェルは険悪に。

そもそも、偽りの恋人だったら喧嘩もしないはずなのに、何故かお互いに、傷つき傷つけてしまう。

 

 

コリンと仲たがいして、傷ついた気持ちを彼に打ち明け泣きじゃくるレイチェルの姿もかわいければ、それを抱きしめて、いつまでも彼女を穏やかに抱きしめるコリンも、とっても素敵です。

 

でも残念ながら(?)ベッドシーンにはいったりせず。ホットなシーンは皆無。そういうニュアンスもなしです。だからこそ、可愛い~っていう印象。

 

 

こういう本をよむと「あ~、ロマンスっていいわ~」ってロマンスの初心にかえります。

 

地味ではありますが、こういう作品を電子書籍化してほしいですね。電子書籍化したら、保存版として絶対買うんだけどな、と思うくらい、私は気に入ってしまった作品でした。

 

残念ながら、中古の流通経路でしか手に入れられない作品。

 

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