外科医ラモンと看護師ノーリーンのロマンス。ラモンの亡くなった元妻と、ノーリーンは従妹同士。
ラモンは、何故か、妻が亡くなったのは、ノーリーンのせいだと思い込んでます(´;ω;`)
さすがダイアナ・パーマーの人気作。ノーリーンの孤独ぶりが半端ないく涙もろい方はハンカチ必須。孤独で独りぼっちのヒロインを、励まし、応援したくなる一冊です。
『ちぎれたハート』を読んだ感想とネタバレ
ヒロインのノーリーンは看護師。彼女にはひそかに想いを寄せる男性がおりまして、片想いの相手は亡くなった従妹イザドラの夫ラモンなんです。
これがまたね、普通の片思いじゃないんですよ。なぜにか、ラモン、自分の亡き妻が、ノーリーンに殺されたって思い込んでます。
ていうか、殺人だったら逮捕されてるじゃんか。
不可抗力だったんですが、ラモンは、彼女が原因で妻が死んだと(!)なんどもいうんですよ。もう、人殺しあつかい。ひでー。
ラモンは優秀な外科医でしてね。看護師ノーリーンとは、職場でたびたび顔を合わせます。その都度、当てこすり。嫌味。
- 「ノーリーンはイザドラのお粗末なコピー」
- 「さえない金髪、グレーの目、これといった特徴のない顔立ち」
- 「美しい従妹(イザドラの引き立て役)妬んでるんだるだろう」
け。百年の恋も冷めるわ←私なら。
が、ここがダイアナ先生の筆の見せ所でねー。
結局、幼いころ両親と死に別れたノーリーンは、叔父夫婦に引き取られ、従妹イザドラと一緒に育ってて、美しく花があるイザドラに、ノーリーンってちょっと引け目に感じてるわけですよ。
ストーリーが進むにつれ、ノーリーンが、どうして従姉妹の命を助けることができなかったのか、明らかになってきます。
もう、ノーリーンってぼっちなんですよ。叔父叔母からも、軽んじられ、片思いの人からは人殺し扱い・・・
前半のノーリーンに訪れる運命の過酷さと、後半のロマンス甘い展開で、メリハリのきいた展開に甘さが一層引き立ちます。
後半の懺悔がお約束で痛快!!人気作なのも納得の作品です^^
私のブログでも、この記事はアクセス数多いですよー。ちょっぴりほろりで、後半懺悔。軽くストレス発散?したいときにもおすすめです( ´艸`)
↓こんにゃろー、こいつが元凶だ!(゚Д゚)ゴルァ!!