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スーザン・メイアー 『社長秘書はナニー』<ブルースターの忘れ形見 Ⅰ>の感想

ブルースター家の御曹司と社長秘書のクレアのロマンス。

 

ブルースター家の会社の社長秘書を務めるクレア。
ところが、突然、ボスである社長が事故で急逝してしまいます。

 

 

クレアは立場上社長と社長の息子たちを顔を合わせることになるのですが・・・・

 

実は、なんと彼らには腹違いの三つ子の兄弟がいたのです。

パパ社長と疎遠になっていた時に生まれたんですって!

 

しかも、まだ六か月の赤ちゃん。

 

 

いやいや、全く存在も知らなかったとはいえ、

パパもママもいなくなっちゃった異母兄弟を見捨てることもできず

 

途方にくれる男ばかりの独身貴族に、優しいクレアは手を差し伸べます。

 

ビジネスではやり手の彼らも、赤ん坊相手にはお手上げ状態!!という

ハートウォーミングなシリーズの第1弾です^^

 

 

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名家のブルースター家三兄弟が、赤ちゃんに右往左往

ブルースター3兄弟(もちろん三人ともがリッチ(な可能性がある)(もしくは才能あふれる)ナイスガイ)。

 

 

三兄弟ともに、実家とは疎遠にしており、父親の事故をきっかけに故郷へかえります。
そして、その時、彼らは初めて知ります。

 

 

仲たがいしていた父親が、息子たちの帰郷を待ち望んでおり、会社を継がせたいと思っていた心の内。
自分たちには「異母兄弟」、生後6か月の赤ちゃんが3人もいる!
驚きの事実に、三人とも目が点。

 

 

え、自分たちの子供といってもいいくらいの赤ちゃんじゃないか。
当然、財産は六頭分。

そして、彼らが三つ子ちゃんたちの後見人として育てていかなくてはいけない。
ちょっとないくらいピンチの状況ですが、彼らは自分たちの兄弟をひきとると決断します。

 

 

 

それが、たとえ自分たちが男ばかりの三人兄弟であっても。
引き取る相手が、生後六か月の三つ子であっても。

 

赤ちゃんの後見人としてふさわしくないのではないか、と顧問弁護士アーニーから指摘をします。
ごく、まっとうそうな指摘。
「だって、結婚もしてない三人のいい大人の男が、どうやって赤ちゃんそだてるのさ」と心の声が聞こえてきます。

 

 

でも実は、アーニー自身が、後見人を引き受け、その見返りとして、三つ子の財産横取りしようとしてる様子。

 

 

 

赤ん坊を、ましてや自分たちの兄弟をそんな風に扱うなんて許すまじ。
断固、ブルースター兄弟で引き取ると、決意。

 

 

この辺り、からだんだん雲行きがあやりくなり、ちょっと彼らの行く末が心配になります。なにせ、子育て初挑戦。

 

 

ああ、予想どうり、そうそうに全員がギブアップ(笑)

おむつがぬれた、ミルクもあげた、でもなぜなきやまないんだ!

 

 

途方にくれた三兄弟がヘルプを求めた先は、秘書のクレア。

公私ともに、彼らをバックアップするつもりだったクレアに一人きびしい視線の男性が一人。
「どうせ両親に溺愛されて、男にちやほやされてきたんだろ」
次男のエヴァンの偏見甚だしい、冷ややかな視線がクレアに注がれます。

 

 

ところが、クレアは子だくさんの家庭で育ち、弟妹たちの面倒をみてきたので、こどもの扱いはお手のもの。
見た目とうらはらな、ちょっと家庭的な彼女に心ひかれるようになります。

リッチでハンサムなエヴァンと、若くて美しいクレア。

 

 

惹かれあって当然の二人が、エヴァンの秘密と、ささいな誤解ですれ違いを繰り返します。
最終的には、さわやかなハッピーエンドで、次回の主役へバトンを渡すことになります。
リッチなイケメンと若くて美しい秘書のサラっとした物語ですよー。

 

社長秘書はナニー ブルースターの忘れ形見 I

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