テキサスの恋シリーズ5作目。
新進気鋭のピアニスト アラベラと、ジェイコブズビルの資産家イーサンのロマンス。父親の車の事故で、手首にケガをしたアラベラ。ケガがきっかけで、苦い初恋の相手と再会します。
舞台は、再びテキサス州 ジェイコブズビル。今回はヒーローの母が、なかなかいい味だしています。
このロマンスだと、嫁姑バトルは無縁そうですよ^^
『音色に秘めた思い』<テキサスの恋 5>を読んだ感想
テキサスの恋シリーズ5作目。シリーズなじみがない方は、こちらをどうぞ⇒テキサスの恋シリーズ情報まとめ
アラベラは新進気鋭のピアニスト。父親の車でジェイコブズビルへ向かう途中、事故にあい手首が複雑骨折。
父親は目の怪我ため、ダラスへ緊急搬送。アラベラは地元の病院に。事故の後、アラベラが目をさました時、なんと初恋の人イーサンが、自分のつきそいをしてるじゃあーりませんか。!!
ってことで、アラベラとイーサンの間に、やけぼっくいに火がついて、ほにゃららの展開です( ´艸`)
ま、二人はむかーしむかーしいい仲だったんですがね。ちょっとしたきっかけで、疎遠になっちゃったんです。
ただ、イーサンは昔からアラベラのコトを妹みたいにかわいがってるので、今回の怪我の件でかけつけたって訳。しかもイーサンの家族は全員、アラベラLOVE!
イーサンは、アラベラと別れた?後に、ミリアムって女性と結婚しましてね。この女性と現在、別居中、離婚予定と実に微妙な立場なんですわ。
イーサンは、別れたくて仕方ないらしい。
で、イーサンは、アラベラに怪我の療養を自分の家でするようにと。さらには、よりを戻したがっている元妻ミリアムに対して「君とぼくとがいい仲だっていうふりをしてほしい」まぁ、なんつー自分勝手な。
でも、読み進めるとわかるんですが、よりを戻したがっている元妻 ミリアムVS アラベラ ではなく、
実質 元妻 ミリアム VS ヒーローの母 コリーン の構図があるんですね。
とにかく、イーサンの家族はアラベラ ラブなので、イーサンとうまくいってほしいばっかり(笑)
元妻が屋敷に乗り込んできて、元サヤに収まろうと画策しますが、ヒーローの母は先読みして、アラベラにテコ入れするわけです。
「たぶん、ミリアムはこういう行動にでるわよ」
「今夜、ミリアムはうってでるわよ」などなど、アラベラに助言(耳打ち?)
結局ね、イーサンは、アラベラと一緒にいると、笑顔がふえるっぽいんですよね (´ε`;)ウーン…
母や強し、そして賢い。アラベラも勿論きにいってるっていうのもありますが、完全に親心なんですよ。まぁ、セクシーネグリジェまで用意するのは、やりすぎかもですけどね。
でね、このかあちゃんが出張ってくるもやむなしってくらい、この作品のヒーローってちょっとめんどいんですよね。イーサンの独自理論「男というのはそういうものだ!」と俺が全世界男代表的な発言が、かなり痛い。
が、残念すぎて逆に目が離せません!!!
終盤に、ヒーローは、母親にカツをいれられ、ハッピーエンドへ向かうという、母ちゃん頼みのロマンス・・・斬新な作品ー。
あ、あと完全に関係ないんですが、この作品では、ヒーローの入り江の水着のシーンが堪能?できます。白い海水パンツ(って書いてあった)だそうです。時代感じますねー。ビキニかな?
★テキサスの恋の次回作の感想はこちら
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