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2023年6月21日(水)14時00分~2023年7月12日(水)23時59分
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プリンス三部作の1作目。スウォーティンガム伯爵と未亡人アンナのロマンス。
妻・夫に先立たれている二人の大人ロマンス。
天然痘の後が顔に残るスウォーティンガム伯爵は、癇癪もち。その短気さ故に、どんな秘書をやとっても長続きしません。びびってみんなやめてしまいます。
伯爵の家令は秘書探しの翻弄。そこで未亡人アンナに秘書を依頼します。もちろん伯爵には「女性秘書」とは内緒にして!
夫に先立たれ貧窮しているアンナは、義母と自分とメイドを養うために働きにでることを決心。やっとこさ見つけた働き口で、家計の立て直しを図ろうと奮闘するのですが・・・・
気の短い伯爵と、秘書アンナは意外にも、気があってしまって、好意を抱くように・・・
というのは、本の裏表紙にかいてあるあらすじ!でも、本当にこの本の素敵さっていうのは、この部分だけではなかなか伝わらないんですよ。
まだ未読で、もうちょっと、あらすじ知りたい方はネタバレ覚悟で、この先の記事読み進めてくださいネ。
レイバーン侯爵ジェイスと令嬢ブロッサム(画家)のロマンス。
放蕩者と呼ばれるジェイス。彼には長年片思い中がいるのですが、彼女はすでに「弟の婚約者」。いよいよ二人が結婚する時期が近付いてきたので、ジェイスは傷心のため家にいられません(笑)意外に繊細!
ハートブレイクな彼が領地を転々としていたところに、なんと婚約破棄の連絡が!!何事かと駆け付けてみると、弟はどうやら別の女と駆け落ちしたらしい。
これはチャンスとばかりに、ジェイスは張り切るのですが、なかなかうまく行かないことばかり。
彼の前に立ちはだかる障害は、放蕩者のレッテルだけじゃなかったんです!「宵闇の鳥のささやき」の続編、といえば誰がでてくるかはお分かりですね。
もし先に読まれてないのなら、「宵闇の鳥のささやき」を先に読むのをおすすめします。
放蕩伯爵マシューと、コンパニオン兼看護師のジェインのロマンス。
完全女性不振の放蕩伯爵のマシュー。暴漢に襲われ担ぎ込まれたのは、看護師ジェインが勤める病院です。
目を負傷したマシューは、高熱にうなされ暗闇の恐怖に飲み込まれそうになりますが、そんな中、自分を看病してくれる、優しくたおやかな手と声の持ち主に癒され、彼女に言いようのない気持ちを持ち始めます。
「ジェシカ」は、どんな姿なんだろう。
一方、美貌のマシューに欲望を覚えるものの、ジェシカは自分の容姿・出自が気になり、彼の誘いに素直になれません。
ただ、彼が目が見えない時だけ。病院で。馬車の中で。暗闇のときだけ・・彼の手に身を任せるのです。
Amazonでの評価は高いのですが、結構好みが別れる作品。結論も賛否両論。あっまーいロマンスではありません。
ネッチョリしてるかな。今回は、完全ネタバレであらすじ紹介しますので、ネタバレ好みじゃない方はここで、引き返してくださいませ(笑)
私の好きな一冊なんですよ~
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