エリザベス・ボイル『まだ見ぬ公爵からの求婚』を読んだ感想

玉の輿を夢見つつも、どこかロマンチックなフェリシティと、彼女に正体を明かせず紋々とするホリンドレイク公爵のロマンス。

 

 

文通相手との結婚を夢見るヒロイン、フェリシティは玉の輿願望満々。

花婿候補に白羽の矢をたてた「ダントン卿」と文通を交わすまでにこぎつけます。

 

ところが!!そのお相手は、当の本人ではなく、ダントン卿のおじいちゃん(笑)

勝手に孫の名前を使い、(ちゃっかり)彼女と文通してたのです。
老公爵が亡くなり、爵位を引き継いだダントン卿ことサッチャーは「じいさんの策略」が発覚し、大慌て。フェリシティに惹かれながらも、自分自身に嫉妬するヒーロー ジレジレ作品でございます。

 

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ダイアナ・パーマー『夢からさめたら』<テキサスの恋10>を読んだ感想

シングルファーザーとして3人の子どもを育てながらロデオで活躍するエメットがヒーローです。彼のお相手は、エメットの妻と駆け落ちをした男性の実の妹、メロディ。

 

 

陽気で明るいエメットですが、駆け落ちを手助けしたメロディには、なかなか辛辣。
そして、メロディは、両親亡き後、自分を育ててくれた実の兄とエメットの間で板挟みになります。

複雑な事情がとりまく二人のロマンスは、以外にも早めにエメットが全面降伏し、甘い展開になります。しかし、二人のロマンスには、他に問題が・・・・

 

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アナ・キャンベル『罪深き愛のゆくえ』を読んだ感想

狂おしい程の愛ゆえに、愛する高級娼婦を誘拐、そして監禁する若き公爵。
公爵に惹かれながらもプライドを守るため、身体は許しても、決して心は許さないと決めた元娼婦。

 

禁断のテーマを得意とするアナキャンベルの処女作。
当時、この作品をひっさげて登場した作者は、ヒストリカルの大型新人として注目を集めました。

 

二人の愛が重なり合い、想いがすれ違う大人のヒストリカルロマンス。

 

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リンダ・ハワード『バラのざわめき』を読んだ感想

ベストセラー作家、リンダハワードの日本初の作品。
1983年の作品で、ちょっと古いのですが、初々しく勢いのあるロマンス小説です。
ヒーローは、ギリシア人、富豪、傲慢の三拍子。
強引とも思える行動の裏には、ヒロインへの激しすぎる情熱。いや、欲望(?)か。

びっくりするぐらいヒロインの話を聞かない態度に、驚きを通り越して驚愕の作品です。

 

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