リンダ・ハワード『パーティーガール』を読んだ感想

34歳、独身、彼氏なし、実家暮らし。さえない「負け犬」デイジーが一世一代の決心。
「パーティーガール」(イケてる女)になるお話。

 

彼女を見守りつつ、(真剣!)婚活を、面白可笑しく邪魔する警察署長のラッソ。

マッチョで男くさい人なんてタイプじゃないわ、と思いながらもラッソが気になるデイジー。

 

 

婚活にいそしむデイジーが、殺人事件に巻き込まれ二人は身も心も急接近。

 

ほほえましいをとおりこし、笑いを抑えきれないロマンティックコメディ+サスペンス。デイジーの言動に吹き出す!
負け犬デイジーへの共感と、「ラッソかっこいい!」で胸が高まる一作です。

 

これは、ぜひともお読みいただきたい。リンダ・ハワードの疾走感がラブコメで本領発揮。

 

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シャノン・マッケナ『夜明けを待ちながら』を読んだ感想

元不良少年と「B&B」の女主人エランのロマンスです。

 

屈折した少年時代を過ごしたサイモン。実はかれ、少年時代に放火の疑いをかけられて、故郷を追われたんですよ。

 

なかなかヘビーでしょ?

 

で、伯父の死がちょいと不信・・・ということで、故郷にかえるのですが!

 

そこで、ばったり初恋のエレンと再会します。

 

街の人たちの根拠のない噂や嫌がらせ。

 

悪意がやや胸糞系ですが、大してエレンとのあわーい初恋がなんとも切ない1冊です。

時を経て、お互いを求めあう情熱が濃厚に描かてますので、ホットな作品がお好きな方は是非どうぞ。

 

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クレスリー・コール『満月の夜に』を読んだ感想

人狼ライキーの王ラクレインと、戦乙女ヴァルキリーと吸血鬼ヴァンパイアのハーフ娘エマのロマンス。

 

シリアスになりがちなパラノーマルの世界を明るく軽快に描いた作品です。2007年度RITA賞受賞作の人気シリーズ。人間以外の生き物の世界<ローア>が舞台。吸血鬼、戦乙女、人狼、魔女など、ファンタジー好きなら、見逃せない設定です。

 

 

ヒーローの独占欲が半端なく、彼の口癖は「おれのもの」。軽いノリで、ホットなロマンスがお好きな方向けの作品です。

 

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ペニー・ジョーダン『十代のころ』を読んだ感想

ハーレクインロマンス40周年の誕生を記念して出版された作品。さすがペニージョーダン。1ページ目から、ポルシェ並みの加速で、飛ばします。ヒロイン マギーの十代のころの過ちからスタート。

 

 

消え入りたいほどの恥ずかしい過去。マギーにいったい何があったのか。一体彼女が何をしてしまったのか。1989年の作品ですが、当時のハーレクインの王道を楽しめる一作です。

 

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