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リサ・マリーライス『天国の港』を読んだ感想

英会話学校の校長代理のホープと、イタリア警察組織の本部長フランコのロマンス。

 

舞台はイタリア。リサマリにしては珍しい誰から見てもイケメン・色男が今回の

ヒーローでございます。

 

ヒロインホープは、アメリカでの過去が影を落として警察組織に関わる人間が大嫌い!そんな彼女にひとめぼれしてしまった、フランコが彼女のハートを射止めることができるのか?

 

 

ド定番の「ヒーローの過保護」「HOTなシーン」は勿論健在。ミッドナイトシリーズと比較すると、普通~のロマンス小説(笑)あ、面白かったですよ。

 

 

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リサ・マリーライス『天国の港』を読んだ感想

私の中でですね、ラテン系ヒーローといえば、

この人アントニオ・バンデラス(笑)で時はとまっておりましたが、

今回、めでたく、リサマリの『天国の港』のヒーローフランコがメンバー入りしました。

 

イタリアのモテ男が惚れたのは、絶世のアメリカ美女ホープ。

でも、彼女にはちょっと影があって、どことなく寂しそうなんです。しかも、すっごくきれいなんですが、見た目に構わない。擦り切れた服ばかりきて、その美しい美貌と、ふるいつきたくなる肢体を隠してる・・・

 

が、リサマリのヒーローらしく一目で「ズキュン!」⇒ひとめぼれ⇒俺が守らねば!の流れとなります。

 

えー二人なれそめですが・・・

 

 

ホープの親友がイタリアで英会話学校の校長として就職。でも彼女は不幸にもひき逃げ事故にあってしまいます。せっかくつかんだチャンスを逃したくない!そこで、親友はホープに「イタリアにきて!私の代わりに英会話学校の校長の代わりをして!」とお願いします。

 

親友思いのホープは、つかっていいお金の中から有り金はたいて、イタリアにきて、親友の代わりに校長をつとめるのですが・・・

 

何やら、ホープの周りで奇妙なことが起きてる・・・らしい。

 

「きのせい、きのせい」と自分に言い聞かせてみるものの、だんだんと奇妙なことは続きます。自分がかえってくると、誰もいないはずの部屋に、ちょっと腋臭?(プ)的な臭いのアフターローションの香りがしたり。玄関に腐った魚の死骸がおかれたり。

 

親友は、ホープまわりで起きる出来事から

「これはいよいよ警察に相談すべし!!!」と助言しますが、ホープは重い腰をあげません。親友はイタリアにきてから、知り合った「フランコ」を紹介するよ、彼に力になってもらいなよ、と何度もいうのですが

 

 

「NO!」ホープは警察大嫌い。

 

そうこうするうちに、ヒーローの方がホープをみかけて勝手にひとめぼれ(笑)

そんで、俺が守るぜ!と勝手に決意(笑)、あとは怒涛の展開です。

 

他のリサマリシリーズより、ホットなsceneが多いよとは口コミで知ってましたが、この二人、いっつもいちゃついてるんですよね。もう、あちこちで!

 

ヒロインは、泳ぎも走りも達者。銃の扱いもできちゃって、フランコからしたら「え、なになに?」みたいな展開。

 

俺が守るのに!俺の言いうこと一度でいいから聞いてくれ!

と思い、叫びたいのをグッとこらえながら、

 

「いやいや、彼女はアメリカ女性だから、男に従うべしなんて理屈は無理か・・」なんて惚れた欲目で、強くでれないのも、なんだか可愛いですよ。

 

イケメン様は「NO!」って言われるのに慣れてませんからね(笑

 

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