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ダイアナ・パーマー『夢からさめたら』<テキサスの恋10>を読んだ感想

ダイアナ・パーマー『夢からさめたら』<テキサスの恋10>を読んだ感想

テキサスの恋シリーズ10作目。シングルファーザーとして3人の子どもを育てながらロデオで活躍するエメットがヒーローです。彼のお相手は、エメットの妻と駆け落ちをした男性の実の妹、メロディ。

 

 

 

陽気で明るいエメットですが、駆け落ちを手助けしたメロディには、なかなか辛辣。
そして、メロディは、両親亡き後、自分を育ててくれた実の兄とエメットの間で板挟みになります。

複雑な事情がとりまく二人のロマンスは、以外にも早めにエメットが全面降伏し、甘い展開になります。しかし、二人のロマンスには、他に問題が・・・・

 

 

 

テキサスの恋シリーズって何?と疑問に思った方に簡単に説明します

アメリカのテキサス州。ジェイコブズビルという架空の町を中心にしたロマンスのシリーズです。くわしくはこちらをどうぞ。

ダイアナ・パーマー『テキサスの恋シリーズ』情報まとめ

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ダイアナ・パーマーの大人気シリーズ。「テキサスの恋」の情報をまとめました。新刊っチェックや、再読する方の順番の参考にどうぞ!テキサスの恋38シリーズ最新刊『恋す...

 

 

 

別シリーズの押さえておきたい あらすじ

ヒューストンにある会社社長ローガンの遠い親戚エメット。そして、ローガンの秘書の一人メロディ。二人はローガンを通して、顔を合わせることが度々ありました。しかし、エメットはメロディに対し、厳しい態度で接します。

 

 

 

自分と子供たち3人をおいて、別の男性と駆け落ちした妻。その駆け落ちの相手はメロディの実の兄でした。二人が駆け落ちの際、手助けをしたのはメロディ。
「お前の兄が、俺の妻をたぶらかしたんだと責めたてるエメットに、メロディは返す言葉もありませんでした。

●過去記事●
テキサス探偵物語シリーズ3作目『この恋、勝負あり?』を読んでからの方が楽しめますよ。

ダイアナ・パーマー『夢からさめたら』<テキサスの恋10>を読んだ感想

ダイアナ・パーマー『夢からさめたら』<テキサスの恋10>を読んだ感想

テキサスの恋シリーズ10作目。シングルファーザーとして3人の子どもを育てながらロデオで活躍するエメットがヒーローです。彼のお相手は、エメットの妻と駆け落ちをした...

序盤のあらすじを簡単にまとめました

舞台はアメリカ ヒューストン。メロディは、ローガンの会社の秘書です。時々、おとずれるのはローガンの親戚エメット。彼とメロディの間には、複雑な事情がありました。

 
どうやら今回はロデオの大会に出場するため親子でヒューストンへきました。ローガンの会社に現れた親子。エメットと長男ガイは、メロディへの敵意を隠そうとしません。
兄妹下二人のポークとエミーは、優しいメロディが大好き。

 
今夜は、あとひとつ裸の馬を乗りこなすイベントが残っているというエメット。とても危険のイベントらしいのですが、ロデオのイベントにはつきものだと、いいきる彼。エメット親子は、連れだって帰っていきました。

 

 

 

ところが、その日、メロディの自宅に電話がかかってきます。なかなか鳴りやまない電話のベル。
不安になり、受話器を取り上げると、なんと総合病院からの電話です。

「こちらは市立総合病院の看護婦ウイラビィと申します。ミスター・エメット・デブラルが重症の脳震盪でこちらに入院なさいました」

 

 

 

 

感想です

 

メロディは、あか抜けない地味な大柄な女性。しかしエメットは、大柄で豊満な体つきのメロディに魅力を感じます。笑顔も可愛い。ヒロイン設定が斬新ですよね。

 
「いかん、相手は自分の人生をめちゃくちゃにした裏切り者だぞ!」

 
事情が事情なので、惹かれる気持ちにブレーキかけています。アクセルとブレーキを両方踏んでいる状態のエメット。

 
そこへ、ロデオでの怪我の入院がありました。三人の子どもをかかえ、危険が付きまとう仕事を続けるかどうか悩みます。もしも自分に何かがあったら、三人の子供はどうなるんだろう。

 
彼はローガンの母からアドバイスを受けます。「あなたは、物事を軽々しく考えすぎよ」

 

 

 

心当たりのあるエメットは、前妻との結婚、そして今の現状を深く反省し、現状を向き合う決心をします。ロデオから足をあらい、ジェイコブズビルのとある牧場で仕事を見つけます。

 
ところが、何事も一晩ではうまくいきません。子供たちは新しい学校で問題をおこしてばかり。仕事も人間関係もまったく一からスタート。

 

 
そんなエメットが、メロディに助けを求める場面が素敵です。当然、エメットが悩みをきいてくれ、なんて正直に言えるはずはありません(笑)あんな、態度を散々とっておいて、優しくしてくれなんて、普通・・・言えないですよね~。

 

 
またもや、メロディに意地悪な発言をしたり、ツンツンしたりしますが、優しいメロディは「きっとエメットはなにか話したいことがあるのね」と優しく彼から心の悩みを引き出します。

 

 

威圧的な状況にはめっぽう弱い大人しいメロディですが、優しさは抜群!子供たちの悩みをひとしきり話終えた二人の会話。

「愛されたい、愛されてるという証拠がほしい。子供ってそんなものよ」
「子供だけじゃないさ、メロディ」エメットはふいにそうつぶやき、彼女の目をじっとのぞきこんだ。
「誰からもかまってもらえなければ、大人だってひねくれてしまう」

大人っていうか、エメット、自分のことでしょ。

 

 

若干20歳そこそこなのに、彼の疲れた心をいやすメロディのやさしさや、おおらかさに読んでいるこちらが癒されます。

 

 

エメットの長男ガイが二人の結婚に最後まで反対しますが、その時のエメットの反応も面白い。

「パパはぼくといるよりメロディといるほうがいいんだ」
エメットはおかしそうに口元をゆがめた。
「もう少し大きくなったら、おまえにもその理由がわかるよ」

そうそう!もう少し大人になればガイもわかるね(笑)
メロディも反抗的なガイには手を焼きますが、エメットに一番よく似ているガイを特に気にかけます。辛抱づよく接し、彼の信頼を得る過程がいかにも継母継子の絆という印象です。こころ温まるハートウォーミングな一作。

 

 

 

◆テキサスの恋の次作は・・◆
第11作目 『目を開けてキスして』エメットの新しい仕事の関係者テッド・リーガン。
ちょっとシリアスな雰囲気のお話で、ヒーロー鬼畜が入ってます。

ダイアナ・パーマー『テキーラのあとで』<テキサスの恋6>を読んだ感想

ダイアナ・パーマー『テキーラのあとで』<テキサスの恋6>を読んだ感想

テキサスの恋6作目。長身で精悍な顔立ちのカウボーイ頭C・Cと、牧場主の娘ペネロペのロマンス。どこからかやってきた素性のわからないC・C。ペネロペは、初めて彼と出会った時から恋に落ちていました。

ぽっちゃりヒロインと、ちゃっかり(?)ヒーローのほほえましいロマンスです。

 

 

前作までの簡単なあらすじ

 

ジェイコブズビルの若き経営者バレンジャー兄弟周り&そのお友達のロマンスはひと段落。

 

あいだに1作、かあちゃん頼みのロマンスが入って、今回からはジェイコブズビルのトレメイン家の面々が主人公になるお話になります。

 

今回は、三男のC・Cがヒーロー。

ジェイコブズビルで、資産家のトレメイン家ですが、わけあってC・Cは素性を隠して、とある牧場でカウボーイとして働いています。

 

のんびりした田舎町のジェイコブズビルなはずなのですが・・・C・Cの身の上には、人に知られたくない悲しい過去があったようです。

 

 

 

テキサスの恋シリーズって何?と疑問に思った方に簡単に説明します

アメリカのテキサス州。ジェイコブズビルという架空の町を中心にしたロマンスのシリーズです。くわしくはこちらをどうぞ。

ダイアナ・パーマー『テキサスの恋シリーズ』情報まとめ

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序盤のあらすじを簡単にまとめます

舞台は、ジェイコブズビルから少し離れた街の牧場。一年に一度、C・Cは酒を浴びるよう飲みます。

C・Cの雇い主ペネロペの父は、酒を嫌っており、娘のペネロペは、その日がくると心配でたまりません。C・Cは、妻の命日にあおるように酒を飲んでいたのです。ペネロペは彼の暗い過去を知っていました。

一年に一度の日、ペネロペはC・Cを心配し、メキシコ国境に向かいました。バーの中でC・Cをみつけました。かなり酔っている様子。

 

「C・Cを連れて帰らなければいけない」

 

なんとかぺネロぺは、C・Cを車までつれていこうとしますが、彼が「二人で散歩をする」と言い出します。

彼に肩を抱かれながら、歩くのも悪くない。

「ああ、いい気分だ」
「家には帰りたくないんだ。そうだ、一晩中、散歩しよう」

C・Cはいかにも酔った風です。

 

そして、「君はいつもこうして僕のことを気づかってくれるのだもの。いっそのこと結婚しないかい?」

 

 

ペネロペが止めるのも聞かず、夜中にやっているチャペルにいき、強引にCCは結婚式を挙げてしまいました。ペネロペも、ちょっと軽いノリです。

 

 

 

「どうせ、メキシコで挙げた挙式だもの。アメリカに帰れば無効だわ。」

 

 

 

 

次の日、酔いが覚めてパニックになったC・Cにも、「そんなことあったっけ?」ぐらいに、とぼけてしまいます。

 

 

ところが、弁護士に確認にいき、結婚が有効と知り真っ青になります。婚姻無効の手続きには、C・Cの署名も必要。もう、言い出せない・・・

 

その後、C・Cは、ぺネロペと結婚してる事実を知ってしまいます。酔った自分をチャペルに連れ込んだ。彼女の策略にはめられたと勘違いし大激怒のC・C。

「きみは陰険で、ずるくて、たぶん金が好きな欲張り女なんだな」

 

 

 

 

 

感想です

テキサスの恋シリーズでは、お気に入り作品です。まず、ヒロイン ペネロペがかわいいポッチャリ女子。自分を太目で醜い田舎娘と思い込んでいます。

 

私がドレスを着ると、寸胴のワニみたい」と卑下しますが、読んでいて、なんてかわいい子なんだ、とほほ笑んでしまいます。

 

 

ヒーローC・Cも、ちょっとぽっちゃりでかわいいなぁ、と本当は思っているのですが、ついつい勢いあまって「太目の策略家」呼ばわりしてしまいます。スゴイ暴言。ところが、男心はわからないもの。

もともとC・Cはペネロペのことを憎からず思っていたので、時がたつにつれ、この偶然の結婚も「いいかもね?」と思い始めます。いやいや、結婚証明書は宝物かも?くらいの、気持ちのかわりぶり。

 

太目の策略家」呼ばわりしておいて、舌の根の乾かぬうちに、婚姻撤回の撤回!です。

 

C・Cは、ペネロペの父親の牧場でカウボーイ頭として働いていましたが、実はジェイコブズビルではかなりの資産家の息子。これを機に、ペネロペの父親の牧場の共同経営者に名乗りをあげ、お金もさりげなく貸すという、ものすごい根回しの速さ(笑)

そして、あの暴言は「わすれてくれるといいな」ですよ!おい、こら!(怒)後日談ですが。

 

ジェイコブズビルズの実家では、C・Cがやってくると、兄弟たちが

「やれやれ、また来やがった!」
「おまえはここに住んでもいないくせに、食事が並ぶ時間になるといつもテーブルについているんだよな」

兄から当てこすりを言われてます。C・Cらしいですね(笑)

 

 

 

 

◆テキサスの恋の次作は◆
C・Cの兄、トレメイン家 次男のハーデンのロマンスです。
どこかくらい影のある彼。どうやら、C・Cとは父親違いのようです。

 
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