イギリスの女子高で教師をしているモリー。実は、彼女の異父兄弟は砂漠の王国ザフラトの皇太子。二人の関係は兄の政治的な立場を考え秘密にしていましたが、ただならぬ親しげな雰囲気に感づいた人が約1人。隣国の王位継承者タイールでした。
砂漠の暑い風と乾いた空気が二人を熱くさせます。大きく誤解したタイールの過激な行動に驚きの作品。シークなら何をしても許されるのかっ!と若干プンスコ。
『砂漠の青い瞳』のあらすじと感想(ネタバレ)
ヒーローが過激な考えの持ち主で危険です。ヒロイン逃げて~
えー、まずですね。砂漠の王国のシークタリクと腹違いの兄妹のヒロイン モリー。母親が再婚して、自分がうまれたんで、兄とは疎遠だったんですね。
でも、兄が結婚を機に義姉となったベアトリスが、「そうはいっても兄妹だし」ということで、疎遠だったモリーとシークをあわせるように骨をおるわけです。
でも、モリーがシークの妹だってことは内緒。一応、彼女の母親は、王室から離婚して逃げだしたんで、醜聞扱いなんですわ。
で、シークとモリーが兄妹の対面してるところを、目撃ドキュンしてる男が一人・・・・
ヒーロー タイールです。こちらも、隣国シークね。
ヒーロータイールは、ベアトリスとタリクに「理想の夫婦」像をみており、それをモリーがぶち壊していると勝手に憤慨。
君こそベアトリスに懸想してるのかね?と聞きたいくらい。で、モリーにたいして、タイールのつめたいこと、つめたいこと。
兄の迷惑になるからと、モリーはザフラト王室での立ち位置をタイールに教えることもできず、、いよいよヤバイとなって打ち明けるのですが・・・
そこは無視。信じるわけもありません。一蹴ですよ。一蹴。
が、まぁ、そこで意地悪はつきず。砂漠に誘拐←犯罪よ!!
砂漠の熱で、やられちゃったのか(もりあがっちゃったのか)、二人は愛を交わします。
え、?何故に?という、よくわからない展開なんですが、タイールはツンデレなんで、許してやってくださいね(笑9
その後、、ヒーローはようやくモリーが王室関係者と理解した地点で態度は急変。
手をつけてしまったので、結婚します!宣言。
兄たちとタイールの男同士の話し合いで
「やはり二人は結婚でしょう」「名誉を重んじるべし」いやいや、本人の意思は?アラブのプリンスの強引さが素敵なの?・・・か?
最後は逆プロポでハッピーエンドでしたが、シークものに慣れない私には、いささか刺激が強すぎた作品でした。
が!!!コミックスでよむと、かなーり面白かったです。ハザマさんがコミカルに描いてるんで、シークの強引さもかわゆくみえてきて。なぜゆえに?
↓両方よみましたが、私はコミックスの方が推し!