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『二人のバレンタイン』を読んだ感想

初恋の人と結ばれたゾーイ。お相手は伯父の法律事務所で働くジャスティン。

 

年の差をものともせず、二人は結婚へ一直線だったのですが誤解が誤解をまねき別居。

そしてゾーイは、ジャスティンの知らない場所で、彼の息子をひっそりと産みます。

 

シークレットベビーもので、息子のバルは重い病気。

 

でも、なんだかこの作品・・・悲壮感がないんです(笑)オイオイと、突っ込みどころの多い作品ですが、なかなか楽しめるので読み応えあり?ともいえるロマンスです。

 

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『二人のバレンタイン』のあらすじ&感想

もう、どうだかなぁーっていうのは正直な感想。

 

いえね。小説としては面白かったですよ。でも、ヒロインもヒーローも「早合点・勘違いしすぎ!」(;゚Д゚)

 

特にヒーロー ジャスティン「あーた、弁護士でしょ!」と突っ込みどころ満載です。こんな弁護士に仕事まかせられないですよ。

 

まず、二人は長年相思相愛。ゾーイは両親をなくしてて、伯父に引き取られて育てられました。伯父の法律事務所の「ホープ」がジャスティンなんです。

 

小さなころからジャスティンをしってて、恋心つのらせてます。

 

毎年、彼女の所にバレンタインカードが匿名で届くのですが、この名もなきバレンタインカードの送り主をゾーイは勝手にジャスティンだと思い込んでます(笑)

 

素敵なカードを毎年おくってくれるんなんて、って目がハート。可哀想に後々わかるんですが、カードの送り主は別人(笑)

 

彼女の育ての親の伯父もなくなってしまい、プラスの誤解もあってが、二人は結婚をします。円満かと思いきや、ゾーイの耳に、ちょっとした噂がはいります。

 

「ジャスティンは、自分が法律事務所の後継者になりたいからゾーイと結婚したんじゃね?」

 

まぁ、悪意満載。

「だって、ゾーイは、ジャスティンが今まで付き合ってきた女性と大分タイプがちがうじゃーん」という適当な理由。その噂の出所っていうのが、ジャスティンの自称元カノだったりするんですよ。

 

もう、ゾーイは嫉妬メラメラ。この元カノは病んでるですけど、そんなことゾーイはしったこっちゃありません!!

 

元カノは「もう、ジャスティンってすごいんだから!!(何が?」とか、あれこれ赤裸々にいってきて、ゾーイはその都度、心の中で「きーーーーーーーーーーーーーーーーっ」ってなります(笑)

 

 

私にはしてくれないのにって!!この辺りのくだりは、どうでもいいがな~ってかなり笑えます。

 

 

で、ここが最初のボタンの掛け違いで、ジャスティンと別居。ジャスティン側の意見としては、年若き美しい彼女が別の男と浮気したんだろう、と思い込んでるわけですよ。

 

どんだけ、勘違いするの?って。

 

その後も、ジャスティンの妹をゾーイは恋人と勘違いしたり。ゾーイが「だって教えてくれなかったじゃない!」と怒ると、負けずにジャスティンも「皆が知ってることだ!」と反論。

 

皆って、あーた。小学生じゃあるまいし。

 

重い病気のバルがとっても可哀想なんですが、どこか悲壮感がないのは二人の性格ゆえに?すれ違いというか、かんちがい・思い込みもここまでくると罪かと!

 

 

ジャクリーンバードロマンスは、そこが面白いんですけどねー。

 

二人のバレンタイン

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↓コミック版では若干チャラい感じのヒーロー( ´∀` )

二人のバレンタイン

二人のバレンタイン

[著]長崎真央子 [原作]ジャクリーン・バード

 

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