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『愛しすぎた結末』を読んだ感想

世界的実業家ラウルと元薬剤師のペニーのロマンス。

 

 

物語はじめは、ヒーロー鼻歌交じりのご機嫌さんなのですが、ヒロインへの独占欲にさいなまれ、少しずつ行動はおかしく(?)なっていきます。

 

ヒロインは、深く物事を考えない性格なので、実にお似合いのカップル。

 

ネットでのレビューはいまいちでしたが、強引に奪われる(?)ストーリーがお好きな方は楽しめるはずですよー。ヤンデレがお好きな方はおすすめです。

 

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『愛しすぎた結末』のあらすじ&感想

まず、ヒーローがラウルがでかい。37歳、(自称)男盛り。190センチ90キロの巨漢です。おぅ。

 

ラウルは世界的な実業家で、ペニーは彼と一緒に世界各地を同行し、ホテルで彼を待つ生活をしています。ま、いわゆる愛人ってやつですよ。

 

もともとは薬剤師の仕事してたんですが、ラウルに愛人としてヘッドハンティング?されて、各所に随行員してます。

 

豪華なホテル、華やかな生活なんですが、夢見るユメコのペニーは、「いつかラウルが結婚を申し込んでくれるはず」とおもってます。

 

そう信じて迎えた23回目の誕生日。きらりと光る指輪がもらえるかしらん、とおもっていたんですが、そうじゃなくてペニーはがっかり。

 

しかも、ラウルは仕事・仕事ばっかりです。

 

独りぼっちで過ごす誕生日にたえられず、初めて彼女は自分の行動に疑問を持ち始めます。ま、誕生日だし!ラウルもどってこないし!

 

はじめてのアラブの国をみてみようと、単独で夜の街へでかけることにしたんですが・・・

 

 

↓ラウルにみつかってこんなこと言われちゃいます。

「いったいぜんたい何をする気だった?」
「完全に気が狂ったのか?」
「自分をみろよ――その服は体の線が丸見えじゃないか。やれやれ!君は男とみれば片っ端から言い寄らずにはいられないのか?しかもこのドバイで、シークにまで」

 

がーん。

 

ペニーは物事を深く考えないので、自分の行動が世の男性を刺激してるとはサラサラ思っておらす、まして、嫉妬心にあおられたラウルの行動も理解できず。

 

その後、些細な行き違いや、売り言葉に買い言葉があり、二人は別れます。

 

が・・・・そんなことじゃ、巨漢実業家、あきらめませんよ。ペニーを取り戻すラウルの強引な行動は犯罪すれすれ。

 

いや、犯罪?

 

ペニーの友人は、ラウルを危険視しますが、まさにその通り!

 

当事者のペニーは、ラウルを愛するあまり、いや、もともとの性格なのか、彼に薬をもられたり誘拐されたりと波乱万丈です。

 

後半、ペニーは自分を振り返り反省の発言も笑えます。

まったく間抜けもいいところだ。
おでこに”ひっかかりやすいちょろい女”と明記してあるんじゃない?

 

ひかかりやすいちょろい女ペニーと、あくなき所有欲と異常な嫉妬心のラウル。

 

ぼんやりヒロインは、大切にヒーローに守られ幸せに暮らせば、オッケーなので、なかなかお似合いなカップル。お幸せに~

 

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↓ヒーロー プロレスラーみたいかと思いきや、意外にシュッとしてますな( ´∀` )

愛しすぎた結末

愛しすぎた結末

[著]橋本多佳子 [原作]ジャクリーン・バード

 

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