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- シャロン・ケンドリック / コンテンポラリー / ★★★
実業家マットと、彼の家の家政婦の娘デイジーのロマンス。
アメリカで有名ロックシンガーと結婚をしたマット。生まれたばかりの娘を残し、妻は突然死。シングルファーザーとして頑張って娘を育てるマットが、イギリスの生家に戻ってきました。
少女の頃からマットにあこがれていたデイジーは、はついに十八歳。
なんとか傷心のマットを慰め、そして自分の大人になった証明をしたいと頑張るデイジーが、ちょっと滑稽な感じがかわいいロマンスです。
ハーレクイン名言集にのった、あの名シーンは必見!
『妹と恋人の間』の感想&あらすじ 軽いネタバレも
名シーン紹介するんで、ネタバレします。嫌な方はここで撤退を。
----ネタバレ線-------------
自称大人のヒロインデイジーは、将来を嘱望される数学の才能をもった女の子。脚の怪我が原因で、学校でいじめにあってしまい、途中で学校を途中でやめてしまいました。それは大好きのマットにはナイショ。
彼女の母親は家政婦なのですが、それは名ばかり。じつは、母親は親友の家(マットの家)で、ちょっとした手伝いをしながらデイジーを育てています。
お金持ちの友達の家に、転がり込むのもアレなんで、一応「家政婦」という形をとってるだけなんですね。
そういう状況なので、デイジーは少女の頃からマットと一緒の家で暮らしています。彼は、デイジーにとって兄であり先生であり、とにかく憧れの人!
突然、電撃婚をしてしまったマットに傷ついたデイジーでしたが、10歳も年が離れているので仕方ないと、ある意味割り切るのですが・・・・
もう、18になったし。町の男の子たちは、セクシーだっていってくれるし。
大人の女性だって、認めてほしい!!
ってことで、シングルに戻ったマットに、頑張ってアッピールし、二人のロマンスストーリーが進んでいきます^^
シャロン・ケンドリック原作の作品で、私が魅力を感じるのは、やっぱりヒーローのキャラ設定。ヒーローがボンボンすぎて、世間ずれしていない浮いた感覚の持ち主って設定が多い。これがかなーりツボ。
ところが、この作品のヒーロー マットは意外に常識人でしてね。やっぱ十八はまずかろうと思い、デイジーに惹かれつつも自分の気持ちを押さえます。
が、やっぱりアレなんですよ。突拍子のない性格が隠せない。普通にいい人とか、素敵な人、とかいう枠にはまらないのがイイ。というか、はまってほしくありません。
一押し、シーンはやっぱりハーレクイン名言集で取り上げられてるマットの風呂上りシーン!
押せ押せのデイジーを、マットは、ちょっとビビらせてやろうと、威嚇(?)します。おぅ!なんと、初心なデイジー目の前に、風呂上りで腰に巻いてるタオルをとるぞ、と脅すワケです。
よし、デイジー、そんなにゲームがしたいのなら、しようじゃないか。
いやいや、ゲームじゃないし。一歩間違うと、逮捕ですぞ!という作品( ´艸`)
常識人なんだけど、お金持ちで変にずれちゃってる彼のマッパシーンが見所。ぜひぜひ、堪能ください!
▼▼こちらコミックス。あんなことするようなヒーローには見えないんだけど?人は見かけによらないってことか!
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