イタリア人大富豪のビチェンツォと高級クラブの店員カーラのロマンス。
カーラは過去、自動車事故にあい同乗者が死亡。自分だけが生還。同乗していたのは、兄と兄の恋人でした。
イタリア人の大富豪ビチェンツォは、実はカーラの恋人の兄。彼は、一人だけ生き残った「カーラ」をどうしても許せません。
事故の直接の原因は彼女の兄だけど。カーラにも責任の一端はあると考えたビチェンツォは、コ―マックの妹カーラへ復讐を決意。
カーラの心を惹きつけ、身体を奪い、残酷に傷つけてやろうと、心に誓ってカーラに近づくのですが。ビチェンツォの強い猜疑心と、誤解を解けない切ないカーラの想いが錯綜するストーリー。ちょっぴり結末かわいそうです(´;ω;`)
『恋に落ちた復讐者』のあらすじ感想
えー、カーラの兄はくずです。アレグラに結構ひどいことしています。
でも、カーラは兄は唯一の肉親だし、自分が兄の事故を防げなかったことを悔やんでおり、結構自分を責めてるんですよね。
で、傷心のうちに故郷のダブリンにかえろうかとおもっていた矢先、勤め先の高級クラブに、イケメン@富豪が登場します。
そこで、びびっとくるわけですな。<おそらくお互い。
どうしようもなく惹かれてしまったカーラは、自分の悲しみと同じ臭いを感じ、彼に身を任せる訳ですが・・・
このメンズは、復讐男子なんですよ (´ε`;)ウーン…
一瞬だけでも誰かにすがりたいというさみしさや孤独につけ込んで、身体で慰めをあたえたあとに、ざくっと切り捨てる。
ビチェンツォは、早々に彼女への復讐を打ち明けて、カーラを打ちのめします。と、ここまで聞くと、とんでもない感じじゃないですか。いけ好かないっていうか。
でも、ねぇ。なんかビチェンツォかわいそうなんですよ。猜疑心バリバリで、カーラを
カーラを試すような発言、行動が雰囲気を重苦しく感じさせて、息苦しい感じがするんですね。
ちょっとでもカーラにときめくと、「いやいや、あいつは兄貴とグルだったはず」とカーラへの恋心を押し込めたり。
一方、カーラは兄から虐待に近い扱いをうけており厳しい生活を強いられてまして。
ビチェンツォの偏見を解くこともなく、彼女は彼からの暴言いや、罵詈雑言を受け止める姿は、痛々しかったです。
結構、終盤まで暗い雰囲気を引きずります。思い込みと勘違いからヒロインを偏見の目で見る、これぞ定番復讐劇。
結局、カーラは意図せずして妊娠しちゃうんですが。そのアタリのやりとりも必見。よすぎて気がつかないって理由はありなのか<何が?というのはきかないで下され( ´艸`)
笑える感じのロマンスじゃないのでご注意を。
↓かなりシュッとしてイケメン。私のイメージではヒーローはもっと根暗な感じかなぁ。