双子の姉に成りすまし、南米グァテマラの舅の元へむかうことになったルーシー。もう何年も前に、姉シンディの夫は亡くなっており、姉は舅とも疎遠。
シンディは舅フィデリオと顔をあわせたこともない。
彼女の夫が事故でなくなってしまったため、短い結婚生活だったはず。
なのに、どうして舅の元にいかないといけないのだろう??
とにかく、姉シンディは、自分の代わりに言ってきて、の1点張りで、ルーシーがグァテマラに赴くことになります。
待ち受けていたのは舅ではなく、舅の隣人。いや、舅の元雇い主であるホアキン。姉の詐欺師まがいの行動の尻ぬぐいをさせられ、ルーシーはホアキンから監禁のような扱いをうけます。
ヒーローはここまでくると鬼ですよ。メリハリのあるロマンスがお好きな方はぜひどうぞ。
『愛したのは私?』を読んだ感想 ネタバレ
いよいよ、このブログもリン様の本の感想を書く段階にきました(笑)なんとなく難易度高いイメージだったんですよ。勝手な私のイメージですが。
今回の舞台は南米グァテマラ。マヤ文明あるとこです。
姉の双子のなりすましとして、ルーシーは舅の元に訪れるのですが、グァテマラで待ち受けていたのは今回のヒーロー ホアキン。
実は、今回の一連の騒動の黒幕はホアキン。ルーシー姉に、金を巻き上げられ、老体に鞭打って働き続けるフィデリオをみかねて、金を取り戻そうと、うまいこといってシンディ南米にくるようせっついていたんです。
結局、シンディは後ろ暗いところがあるのでフィデリオと顔を合わせずらく、ルーシーをさしむけるんですけどね。何もしらないルーシー気の毒です。
彼は、病み上がりのルーシーにシンディの所業をぶちまけ(まぁ、ホアキンはルーシー=シンディだと思ってるので本人にぶちまけてるつもり)、彼女をお仕置きとばかりに、とある屋敷に閉じ込めようとします。
シンディは再婚話が持ち上がっており、彼女の幸せを台無しにしたくない妹ルーシーはなんとか、ホアキンとの間を友好にもっていきたいとするのですが、失敗。
色仕掛け
金をせびる
などなど、ルーシーは、いかにもシンディならやりそうなことを自分の行動と誤解をうけ、何も言えず撃沈してます。
自分のせいじゃないってなんで言わないのか、本当に不思議です。
とんだ悪女にしたてられたルーシーですが、見た目はそっくりでも心は別人。心優しいルーシーを、ホアキン好きになっちゃいます(笑)
いやいや、これが悪女の手管。老人をだまくらかしてお金をせびりったあの女が、俺にも同じ手口をつかってきたに違いない。
純情そうなのも演技だろ?だろ?
と、まぁ、言葉でも態度でもひどいこと、ひどいこと。
最後はお約束「双子でーす」みたいなノリで登場して誤解が解けるのですが、まぁ、その後のヒーローの変貌ぶりといったらありませんです(笑)この辺りのメリハリが鬼と呼ばれるヒーローのロマンスが面白いところなんでしょうね。
ああ~癖になりそうです。
▼なぜ、自分じゃないといわぬ??<ヒロイン