カテゴリー:コンテンポラリー

秘書のジェイミーが悩みを抱えているのを見抜くボス ライアン。
そこから、なぜかヒロインが気になって仕方ない。

 

モテモテボスと、冷淡な秘書のオフィス外ロマンス。

 

彼女の悩みが仕事に影響を及ぼすと、僕にも迷惑がかかる!という独自の理由で、グイグイアプローチします。

自分は、自由を愛し、束縛されたくないわりには、ヒロインのプライベートに踏み込む踏み込む(笑)強引ボスのロマンスです。

 

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序盤のあらすじ

自由奔放な妹に悩まされるジェイミー。妹が結婚をし、心配の種が減ったと思いきや夫婦喧嘩をし、ジェイミーの家にくるらしい。

電話で、妹の話を聞かせれ、ジェイミーは会社に遅刻をしてしまいました。ボスは遅刻を許さない。暗い気持ちで、オフィスに向かいます。

 

案の定、ボスはこれ見よがしに時計をみて眉をひそめ鋭い視線を彼女に向けました。
早速、遅れた分の埋め合わせをするため、仕事にかかろうとするジェイミーにボス ライアンは思わぬ質問をしてきます。

 

「遅刻の理由はなんなんだ?」
「週末、忙しかったのか?ゆうべ遅くまでおきていたとか?それとも二日酔いか?」
「それなら、目覚まし時計が鳴らなかったのか?それとも・・・」

あいまいな返事をしているジェイミーに、食い下がるボス ライアン。

 

ジェイミーは、はっきりとした理由を言えない状況をもどかしく感じます。
社内に嫌な噂を立てられたくない。

 

不用意な返事をしたあげく、誰かに足をすくわれることなんて絶対あってはならない。

「私生活についてお話するつもりはありません」

とにかく、何かいわないと、この上司はどこまでも食らいついてくる!

感想です

ジェイミーのボスは巨大複合企業の社長です。

 

大富豪ではなくコングロマリットです(笑)

グローバルですね。それは、さておき。遅刻の原因をはっきり告げなかったので、ボスのライアンはジェイミーに興味を持ち始めます。

 

ひょっとしたら、彼女が社内で不満をもっているから?
誰かがセクハラしたのか?

 

 

彼女の個人的な考えを把握しておきたい。それはゆくゆくは、仕事能率に関わり、スムーズな仕事ぶりにつながるからだ!なかなか、強引な発展的な考えをお持ちの社長で、あれよあれよの内に自宅まで押しかけ、結局はジェイミーの悩みの原因を突き止めます。

 

そこで、彼の悩みの解決方法が斬新。なんと、自分のバハマのバカンス(名目は出張)への同行させる。妹夫婦の喧嘩に巻き込まれないようにジェイミーを日常から連れ出すボス。妹夫婦たちには、自分で解決させるのだ。

 

完璧(?)な、ボス理論的に従い、ジェイミーはバハマに行くのですが、そこで二人はロマンス関係になりました。そして、バカンスいや出張から戻ってみると、妹夫婦は仲良しこよしになっていて、問題解決。さすが、ボスですね(笑)

 

 

問題も勝手に解決しており、正直メリハリが少ないストーリーです。
でも、さらっと読み進められるのでボス秘書設定がお好きな方はどうぞ。

 

恋はオフィスの外で

 

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世界的な有名俳優ジョーダンと理学療法士ステファニーのロマンス。

ヒーローは実はイギリス貴族の末裔で大金持ちで、なおかつ、彼は双子で(笑)イケメン弁護士。なかなかてんこ盛りの設定です。

ヒロインは、スクリーン上で憧れていた芸能人を担当することになって、内心ドキドキ。
仕事と恋する気持ちとの間で揺れ動くヒロインに共感する作品です。満腹。

 

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イタリア人大富豪のビチェンツォと高級クラブの店員カーラのロマンス。

 

カーラは過去、自動車事故にあい同乗者が死亡。自分だけが生還。同乗していたのは、兄と兄の恋人でした。

 

イタリア人の大富豪ビチェンツォは、実はカーラの恋人の兄。彼は、一人だけ生き残った「カーラ」をどうしても許せません。

 

 

事故の直接の原因は彼女の兄だけど。カーラにも責任の一端はあると考えたビチェンツォは、コ―マックの妹カーラへ復讐を決意。

 

 

カーラの心を惹きつけ、身体を奪い、残酷に傷つけてやろうと、心に誓ってカーラに近づくのですが。ビチェンツォの強い猜疑心と、誤解を解けない切ないカーラの想いが錯綜するストーリー。ちょっぴり結末かわいそうです(´;ω;`)

 

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シチリアの名門カルディーニ一族を率いるサルヴァトーレと、彼のロンドンのオフィスに出入りしているアルバイト掃除婦ジェシカのロマンス。

 

 

セクシーで、お金もあって、ベッドのテックニックも最高。上流階級の女性たちが舌なめずりしながら、彼を狙っています。

 

 

まとわりつく女性たちを追い払うため、自分のオフィスに出入りしてる掃除のアルバイトの女性と「恋人のふり」をすることにしました。ちょっとした遊び心だったはずが・・・

 

 

彼の自意識過剰ぶりと、大げさな表現。空気の読めなさ加減が半端なく、冷静なジェシカの対応に苦笑すること間違いなしの一作。つっこみ入れながら楽しめる作品です( ´艸`)

 

 

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『パリの情事はほろ苦く』の感想&あらすじ 軽くネタバレ

ジェシカは、昼間は販売会社の仕事。夜は、清掃会社でアルバイト。ロンドンで暮らすには、お金がかかるのです(´;ω;`)

 

で、彼女の清掃担当は、サルヴァトーレの会社。イタリアの名門一族のロンドン支社でしてね。そこで、ヒーロー サルヴァトーレと知り合います。

 

 

 

大企業の会長と、一介の掃除婦。お互いに立場をわきまえ、ジェシカは彼を素敵だな、と思いつつも色目をつかうこともなく掃除に取り組んでるんですが。

 

 

まぁ、そこそこ良い関係。たわいない、ちょっとしたおしゃべりしたりしてね。

 

そんな時、彼から思わぬ提案をうけます。どうやら、サルヴァトーレの知人が、独身の彼を心配し、お相手を紹介する気でいるらしい。

 

 

いつも女性から追いかけまわされているサルヴァトーレは、友人のお節介を苦々しく感じてて。さらには、彼の故郷シチリアも、ロンドンも、サルヴァトーレを一人にしておいてはくれなくて、もういやになっちゃったらしい。

 

 

そこで、大富豪は偽装恋人の案を思いつき、こーんな感じで、お誘いしちゃうわけです^^

「さっき話したディナーパーティ―に一緒に行かないかと思ってね」
「それほどむずかしいことじゃない。ときどき僕の目をみてうっとりするような顔をすればいいだけだ。そう大変なことじゃないだろう」

 

 

ま、ここまでは、ハーレあるあるの鉄板なんですがー。この先が、シャロンケンドリックらしい、突っ込み処満載なんですよ。ご都合主義という意見もおありですが!

 

そもそもハーレはそういう読み物なんで、私は(゚ε゚)キニシナイ!!

 

 

ヒーローの、自意識過剰ぶりが滑稽を通り越してまして!「物事のどうり」を教えてやりたくなるレベル。ジェシカに対する、無神経な言動は女性の敵。

 

イタリア人ヒーローなら、これくらいは当たり前?それともハーレのヒーローだから?

 

いやいや、どれも全部か。

 

まずね、全世界の女性が自分と結婚したがってると勘違いしています。ちなみにジェシカはその筆頭(失敬な)

 

 

彼女の初心な言動も、サルヴァトーレを惑わし、結婚にこぎつけるための策略と勘違い。感じ悪いことこの上ないのですが、突き抜けすぎて、逆に笑えるレベルでね。

 

 

しかも、世界をまたにかける大企業の会長わりにはせせこましい性格。

 

 

ヒロインに恋に落ちた瞬間から、ジェシカがキラキラひかってみえるでもなく、細かくケチをつけるんですよ。

 

 

初々しい彼女がかわいいと思いながらも、ジェシカの下着が気に入らない。実用的なブラジャーにがっかりですって(笑)うるせーやつだな。

 

あと、パンティーストッキングも気にいらない。ストッキングとガーターベルトをはきたまえ。マジで、どうでもいいような命令です。

 

 

初めてのデートの後、ジェシカは彼と愛を交わすのですが、泊まっていけと引き留めるサルヴァトーレの誘いを断ります。

 

 

だって、着替えがないもの。明日会社に同じ服をきていけないわ、って常識的なジェシカの受け答えに、ちょっとすねちゃうヒーロー(笑)

 

なんて、デートの後、愛を交わすのは予想できる事態なのに、どうして着替えや歯ブラシの準備をしてこなかったんだ、っていいだす始末なんですよ。

 

でも、ジェシカは、考えて優しく返事をします。

「それは、そんなことをしたら、あまりにも・・・見え透いているからよ。
もし私が一泊用の旅行鞄をもってディナーの席に現れたらどう思う?」

うーん、大人っていうか、常識人だなぁ。

 

傲慢すぎるヒーローがお好きな方なら、是非ともお手にとっていただきたい一作!ご都合主義バンザーイ。

 

パリの情事はほろ苦く【ハーレクイン文庫版】

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