放蕩伯爵デベン卿と、学者の娘ヘンリエッタのロマンス。
デベン卿は、悪名高き放蕩伯爵。そろそろ世継ぎをもうけねば、といやいやお相手さがしのためパーティーに参加します。
今まで彼のお相手はもっぱら「人妻」ばかり。
そうなるとパーティーの花嫁候補の娘たちが「青臭ーく」感じるのです。誰もかれもが身分の高いデベン卿の嫁になりたくて「ワタクシモ、ワタクシモ」攻撃。
女嫌いに拍車がかかる!
そんな中、いかにも地味で田舎臭いヘンリエッタと出会い、彼の女性観が少しずつ変わっていく・・?!あれ?
そこがアニーバロウズのヒーローですから、ちょっと変わってまして、キモ面白いロマンスに仕上がってます。
くせになって何度も読み返してしまいました。
変わり種な感じのヒーローが好きな方はぜひどうぞ(^^♪