教師のケリーと世界的フォトジャーナリスト リンクのロマンス。
ケリーは内戦激しいモンテネグロで教師をしています。孤児たち9人をつれて、なんとか故郷のアメリカに帰りたい。孤児たちに里親をみつける手配や、飛行機の手配もしてある。
ただ、待ち合わせの場所に到着できない。内戦激しい地の密林の中、みつかれば彼女を含め9人の孤児たちの命はない。反乱軍であっても、政府軍であっても!
ケリーは苦肉の策で、場末のバーにでむき、力になってもらえる傭兵を探すのですが…
サンドラ・ブラウンらしい骨太な感じで、ぐいぐいストーリーに引き込まれる作品。
ロマンス小説でも、ハードボイルドテイスト?という帯のうたい文句どうり、密林をかけぬけるヒーローとヒロイン、そして孤児たちにハラハラさせられる作品。原作は1987年刊行なので、約30年近くも昔のロマンス小説!!全く古さを感じさせない作品です。