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ペニー・ジョーダン『八年の空白』を読んだ感想

十代にして結婚、数年後に夫がなくなり未亡人となったケイト。早すぎる結婚は、彼女の心に大きな傷を残していました。

 

浮気をくりかえす夫に耐えられなくなり、夫の友人ドミニクに惹かれてしまい・・・さらにはドミニク本人から「ふしだらな人妻」と決めつけられ、さらに傷く始末。

 

 

夫亡き後、ドミニクと再会。私は、ふしだらな人妻ではない!けれど、ドミニクを求める気持ちは止められない・・・・

 

という若干不倫要素のはいった作品。NG設定が厳しい方はご注意下さい。でもバスタオルぱらりもありますよ^^

 

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『八年の空白』のあらすじ読んだ感想

ケイトは27歳にして未亡人。夫は交通事故でなくなってます。

 

この結婚はいわくつきでしてね。彼女が17歳の時に同居の父親がなくなってまして、すでに離婚していた両親、母親側はケイトをひきとるのを渋ったんですよ。

 

結局、裕福な再婚相手との結婚生活に思春期の娘は邪魔ってね。

 

そんなときに隣人リッキーに母親は提案もちかけるわけですわ。

・娘と結婚すれば土地を譲る。
・そして、仕送りもする。

 

ようは、隣人にケイトを結婚という名前でおしつけたったんです(`ε´)

 

こうして、リッキー27歳、ケイト17歳の時に結婚成立ね。でも、このリッキーってやつは最低野郎で、浮気と借金ばっかりで。

 

もう、そりゃーうぶなケイトは手に負えず。夫婦生活だって片手程度でみきられて。

 

まぁ、熟練相手と処女じゃぁねぇ・・・・しかも10代でしょう。女として見れねーぜって。

 

で、夫の友人と出会いがあって、一目惚れでよろめいちゃうってなわけです。もうケイト的には、初めてしった大人の恋なわけだから。

 

おもいきって、彼の胸に飛び込むんですけど、ふしだら女と手ひどく拒否られる。

 

自らの過ちに恥じ入り、言葉もなくケイトは打ちひしがれます。そして時は流れ8年。

 

 

というこで、ここからストーリーが始まります。なげーな。

 

ケイトは、結局自信喪失。夫がなくなった後も身持ちかたく、ひっそり地味にくらしてます。で、みかねた友人夫婦が食事会にさそってくれて、そこで、なんと、あの彼と再会。

 

どうやらどうやら、今でも彼は彼女を誰とでも寝るふしだら女だと思ってるらしく、結構アタリも厳しいんですよ。

 

ケイトの友人夫婦も、彼の言動がさすがに「しつこい」と思ったのか、もの申してるしね。

 

結局、あれこれ人前でいうだけでは、あきたらず、まず、事実確認のため、彼女の家に突撃したり。と、なんともかんとも、いつもながらに思い込み激しいヒーロー像。

 

ケイトは入浴中なのに、あまりにしつこくベルならされるから、バスタオル姿で、玄関あけちゃうし。

ベルがなるからって、バスタオル姿でドア開けちゃダメでしょう!!佐川さんや、ヤマトさんだったらどうするの?(笑)

 

という突っ込みどころもまた面白い作品。最後は、いかにケイトを愛しているかのドミニク大演説。あまりの力説ぶりに苦笑です。

 

八年の空白【ハーレクイン文庫版】

 

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