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ダイアナ・ハミルトン『情熱のフーガ』を読んだ感想

大農場主ロマンと元妻キャシーの元サヤロマンス。

 

キャシーがセクシーで大金持ちのロマンの妻だったのは1年前。義理の母親義姉たちにイビられて続けた結婚生活に終止符をうち逃げるようにスペインから出国。

 

 

これで、ロマンなしの人生を生きていけると思った矢先、キャシーの双子の弟がロマンのお金をくすねたらしい。

このままでは弟は刑務所に!!

 

 

悲惨な結婚生活のトラウマを抱えながら、弟の尻ぬぐいをするため元夫に合うためスペインにむかうのですが、元夫ロマンから思わぬ申し出を受けることになります。

 

 

もう2度と、あんなみじめな結婚生活は送りたくない、と思いつつもロマンへの気持ちを抑えきれない。

 

 

何故、1年前キャシーがスペインを出るのをそのままロマンは許したのか。

 

スペイン人ヒーローの複雑な心の内が垣間見れる元サヤロマンスでございます。ちょっとヒロインがヒステリー気味なので、苦手な方はご注意を。

『情熱のフーガ』を読んだ感想&ネタバレ

 

双子の弟が、元夫の財産に手をつけて刑務所に入れられるかもしれない。弟から泣きつかれたキャシーは、元夫ロマンの元へ出向きます。(別居中で離婚手続きまちだから、法的にはまだ夫ですね)

 

この地点で、ちょっとヒステリー気味なヒロイン。どうやらスペインでは過去のトラウマがよみがえるらしいのです。

 

過去のトラウマというのはですね。

 

ロマンの母、姉は、キャシーがとにかく気に入らない。ロマンにはお金持ちの娘が相応しいと、キャシーをネチネチいじめてます。

 

「どうせ、ロマンは子供ができたら、あなたなんてお払い箱」

「ロマンは、モテモテ。すごい美女たちとつきあってきてるから、あんたなんてね〰」

 

純朴で年若いキャシーは、真に受けてしまい、ロマンに対してぎこちなくなってしまいます。彼女は、幼い頃から父親に押さえつけられ、誰かのいいなり。勿論、ボーイフレンドなんていませんし、男の子と普通に付き合ったことなんてない。

 

そんな素朴で純(プ)なところが、ロマン的に「か~わい~」って思い、キャシーと結婚するのですが、彼がちかずくとキャシーはコチコチ。

 

ロマンとキャシーは結婚後、なんとか初夜をすごしますが、悲惨の一言。

生来の内気な性格に、意地悪な外野があらぬことを耳打ちしてるので、

 

「ああ、私はロマンを楽しませられない。女の魅力ゼロ」

「もし子供ができたらロマンから捨てられてしまう」などなど、妄想が暴走して拒食症気味。

 

一方、ロマンは自分が拒否られてしまったと勘違いし、キャシーに手を触れないという姿勢を徹底します。でも離婚はしない(笑)

 

 

というのが、トラウマの背景。

今回は、スペインの地に弟を救い登場したキャシーは「私は以前の小娘じゃないわ!」と鼻息アライ(笑)

 

そんなキャシーにロマンは「しばらくの間、僕とくらしてくれたら弟の件は不問にする」と思いもよらぬ提案をしてきます。

 

弟を救うため、かつて愛したロマンと一緒にくらす選択をするキャシー。

そこで、お約束のようにベッドをともにし、心を通わせ、愛し愛されるという展開なので、一見ハッピーロマンスのようにみえるのですが。

 

実は、ロマンは嫉妬メラメラなのです。

 

誰が、彼女にレッスンしたのか!!(してねーよ)

 

 

そこには彼なりの、複雑な思いがあったのですよ。離れていても、決して彼女を見放したわけではなく、そっと彼女を見守りつづける心の内を知ると、最初の横暴なふるまいも許せるような気がしますよ。

 

うーん、ロマンって名前、スペインでは普通なんでしょうか。「マロン」ってまちがえちゃうんですよね。栗(笑)

情熱のフーガ

↓こちらコミックスの栗です。イケズ~な感じが爽やかになってます★

情熱のフーガ

情熱のフーガ

[著]瀧川イヴ [原作]ダイアナ・ハミルトン

 

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