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ステファニー・ボンド『最初で最後の夜』を読んだ感想

建築士サマンサと土木建築作業員ティーグのロマンス。

 

エリート街道まっしぐらのサマンサは、女性実業家の友達と「いい男いないわね~」とぼやき中。やり手リケ女のサマンサに世の男性はビビり気味なんです。

 

そんな「お相手、絶賛募集中(エリートに限る)」サマンサが再開したのは、ハイスクールのときの初恋のお相手ティーグ。彼は、サマンサが手掛けるプロジェクトの土木作業員だったのです・・・。

 

初恋の人が、溝ほってるとなかなか複雑なサマンサ。なかなかの高慢な考えと、みょうな性癖のサマンサに噴飯のロマンスです。

 

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ステファニー・ボンド『最初で最後の夜』ネタバレ

えー、ストーリーとしては『愛のリフレイン』と近いですね。

 

ハイスクール時代、二人は別の派閥(プ)に属していて、

サマンサは富裕層のおしゃれ華やかグループ。ティーグは、中流階級ちょい悪人気者のグループ。それぞれ交わることもないグループですが、卒業を前に、ちょっぴりハメをはずして、二人は一夜を共にします。あはは。はずしすぎ。

 

サマンサは、ティーグがすっごく好きなんですが、彼女には野心があって、彼と恋人同士ではいられない、と考えます。大学いって、勉強して、仕事で父親にどうしても認められたい。でも、ティーグは、いかにーも田舎で丸く収まる男子学生然としていて、彼と恋愛関係になってしまったら、サマンサは自分の成功はつかめないと判断するんです。

 

で、リケ女として成功するんですが、そんなやりてな彼女にぴったりくるお相手はみつからず、恋愛はうまくいいかず、その後もおひとり様状態。もんもん状態です。

 

そんなとき、

建築士として参加したとあるプロジェクトで、ティーグと再会!!ああ、ムネが高まる。でも、田舎で一生を終えたくない、でも素敵!と揺れに揺れまくるわけですわ。

 

一方、ティーグというと、穴掘ってる人のいい土木作業員ではなく、ちょっとした秘密もち(バレてるも同然ですが!)

 

高校時代にサマンサに捨てられたことを根にもっていて、仕返ししてやるとかなかか小粒な悪だくみしてます(笑)俺に夢中にさせたあと、今度は捨ててやるですって。

 

まぁ、そんなストーリーはいたーって普通なんでございますが!!!!

 

サマンサ・・・・・変なんですよ<ガテン萌え(笑)

いけないわ、と思いながらも、裸のティーグに抱きしめられる妄想。でも彼の頭には頭に建設ヘルメット(笑)

 

実際に、ティーグがサマンサの家にやってきて、

リビングの机に押し倒して、イケナイことするときにも

「ヘルメット被って・・・・」(笑)

 

え?????

裸にヘルメット(笑)

 

これにはティーグも苦笑ですよ。

 

最期、まぁ、アレですわ。ティーグの正体がバレたときも

「時々は、二人のときにはヘルメット被っても・・・イイワ」なんて(笑)

 

えー、もう衝撃ですわ。変じゃない、いや萌えるかも。<裸ヘル

んーん、いいかもしれん。なんて妄想幅が広がる作品です。

 

 

 

悩める恋人たち

 

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