未亡人グレースと侯爵マシューのロマンス。
未亡人グレースは娼婦と間違えられ、とある屋敷にさらわれます。そこで待ち受けていたのは、恐ろしい「監禁」の生活。
高い塀がはりめぐらされた屋敷にはシーン侯爵ことマシューが住んでいました。どうやら、彼は冷酷な彼の叔父ジョン卿から、財産と自由を奪われ虐待の日々を過ごしているらしい。
彼は14歳から11年もの間、「狂人」として屋敷に閉じ込められ、さらには、そんなマユーを「慰める」役目を与えられます。
彼を誘惑し、身体を与えなければ、彼の叔父ジョン卿に殺されてしまう。
美しく、悲しい運命を背負った侯爵と、若く初々しくも熟れるような身体の未亡人。二人が狂おしいまでにお互いを与えあい、むさぼるように愛し合う濃密な大人のヒストリカル。