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シャノン・マッケナ『夜の扉を』 を読んだ感想

ホットなシーンに定評のあるシャノンマッケナのロマンス。恋人選びに失敗続きのアビーと、一見するとワルな鍵屋ザン。まぁ、シーンはさておき、ヒロインの過去の恋人たちの半端ないダメぶりに驚く作品。

 

ふつーの恋愛がしたい!と固く誓うアビーの前に登場したザンは、誰がどうみても悪い男っぽくて、・・・・

プラスちょっとしたサスペンス アクションといった作品。ホットなシーンは裏切らずなので、シャノンマッケナお好きな方は是非どうぞ。

『夜の扉を』 のあらすじ&感想 ちょっとネタバレ

アビーの男遍歴ってちょっとすごくてですね、ぶっちゃけドン引きです (´ε`;)ウーン…

 

  • 家賃も払わずアパートに居座る。
  • 電話料金急騰
  • アビーの名義の車にのって車を大破。
  • ストーカー的な行動で、アビーの上司に殴りかかる
  • 薬物の疑いあり。
ここまでこりゃ、さすがに気づくわけで。自分が普通の男を選ばないってね。
で、ここは直感ではなくって、ちゃんと冷静にですね、条件をきめて、その条件をクリアした人を彼氏に選ぼうってきめるわけです。

 

「彼氏にするならこんな人」ってね。

 

どころが、またもやトラブルに見舞われたアビー・・・そこに、ザンが登場して、彼女を助けるんですわ。セクシーすぎるザンにたまらなく惹かれるアビー。

 

男らしい彼が自分を守ってくれた!ひゃっほう!

 

でもでも!!もう絶対に普通に恋愛したい彼女は、ザンを「彼氏にしたい条件」のふるいにかけちゃうんですね。

 

で!苦笑なんですが、アビーの「だめ男」の条件っていうのが、かなーり子供っぽくて。

 

  • 「格闘技は好き?」
  • 「バイクに乗ってる?」
  • 「銃はもってるの?」
  • 「タトゥーは入れてる?」

 

まぁ、なんつーか。ちょっと残念??

 

 

ザンの方もアビーをいいなぁ、とおもってるんですが、結局、お付き合いまでにいたらないんですよ。

 

私がアビーの友達なら助言してあげたい。くぅー。いいのか?アビー!ダメ男をみわける条件はそんなんじゃないぞ!!

 

逃した魚は大きいぞ。

 

結局、ザンは、正義感の強い性格で、いい奴で。どうしてもアビーの心をつかみたい一心。、自分が彼女の夫に相応しい人間だと納得させたい、と考えます。思考が、彼氏を飛び越え夫とは、なんとも早い(笑)

 

結構、けなげで女冥利につきますわー。

 

ヒロインは天然で、最終的に、ヒーローは良い奴だし、ロマンス小説らしくめでたしめでたしなのですが。とにかく、ヒロインに突っ込みどころ満載の一冊です。

 

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