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ベティ・ニールズ『雨上がりの告白』を読んだ感想

看護師ジェンマとオランダ人教授ロスのロマンス。 ジェンマは6人兄弟の長女。

 

親戚の女性と二人で、5人の弟妹の面倒をみています。

 

お金のやりくりに頭を悩ませたり、いつアイロンがけをしようかと時間を気にしたり。花の25歳なのに、まるで母親のよう。

 

そんな彼女の前にイケメンオランダ人教授ロスが登場。

 

定番の年の差ロマンスなんですが、ちょっとこの作品、他のベティニールズ作品と展開が違うんですよね。

 

なかなか新鮮な展開ですよー。ぽっちゃり女子の初恋は実るのか?

 

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『雨上がりの告白』のあらすじ&感想

ヒロイン ジェンマは家庭的で気立てのいい女の子。ぽっちゃりしてて、笑顔が可愛いんです。

 

 

詳しくはちょっとわすれちゃったんですが(スミマセン)、40代の親戚の女性と、ジェンマの二人で双子の弟と妹、合計5人の面倒をみています。

 

 

もともと、親戚の40代の女性が妹と弟を面倒みてたんですね。で、ジェンマはイギリスの病院に看護師としてお勤めしてましたが、親戚の女性が「ギブ!」って根をあげたので、故郷にもどってきた次第です。

 

 

双子の弟のスニーカーのすり減りや、アイロンがけをいつするか、など毎日時間とお金のやりくりに頭をなやませ、チャリを飛ばして、家の近くの病院に通勤する毎日。

 

 

そんな彼女なんで、しゃれケも全くありません。同世代の男性からすると、ジェンマはつまんない生活おくってます。

 

 

そんなこと、ジェンマ自身もわかってて、ちょっとだけ自分の人生をうらみがましく思ったりしながらも、「いえいえ、私は家事がすきなんだから!」と言い聞かせて、頑張るようなとっても家庭的なタイプなんですね。

 

 

しかも!!!というか、弟妹たちは、美男美女ときたもんだ(笑)ジェンマだけ地味で、さらにぽっちゃりという (´ε`;)ウーン…

 

これで恨みがましく思わずにいられようか。

 

そんな彼女の前に、ロス@オランダ人教授が登場です。一応、彼を紹介するならば、オランダ人のお金持ちヒーロー。花の37歳独身ね。こちらも、兄弟沢山の長男さんです。でも、金持ちなのでジェンマとは境遇が全くちがいます。

 

 

二人は、それぞれいいなぁ、って思っててですね。そこはかとなく惹かれ合う雰囲気まんまんなんですが・・・・・そうは問屋がおろさず。

 

が、この作品はちょっと他のベティ先生の作品と違ってるのがこの後の展開なんですよ。

 

 

あてウマ役がチャラ男なんですよねー。

 

 

大抵は、教授の婚約者がーとか、幼なじみがーとか、先輩看護師がーとか、女性側に対抗馬がでてくるじゃないですか。

 

 

この作品は、ちゃら男なんですよ。本編では、レディキラー(ぷ)って呼ばれてます。

 

 

でね、ヒロイン ジェンマも、ちょっとだけ、ぐらついちゃうんです。でも、しょうがないな、って。

 

教授は、どっちかっていうと温厚で、優しくて、申し分ないんですが、彼女からすると、もう手がとどかないような存在なんですよ。

 

 

でも、チャラ男は口がうまい分だけ、敷居が低い(苦笑)

 

 

しかも、本音はともかくとして、ちやほやしてくれるんです。いままで、そんなことされたことない、彼女にとっては、胸がちょっとくらいキュンとなってもねぇ。

 

 

それをみた、教授がちょっと嫉妬っぽい態度をとったり、いやいや、彼との中を協力するよみたいなこといってみたりと、教授の心中察するあまりありますです(笑)

 

 

ベティ先生の作品ってヒーロー側の視点かたられませんが、この作品は察してあげると、かなり面白く、最後は、かなーり強引に告白にこぎ着けるさまもなかなかかわゆいですよ( ´艸`)

 

にしても、「僕は気立てのいい子が好きなんだ」っていうセリフは、褒め言葉なんでしょうかね?(苦笑)

 

雨上がりの告白

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雨上がりの告白

 

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