薬剤師ジルと不動産開発会社社長ジョーダンのロマンス。
二人の出会いは、シアトルからハワイ行きへの飛行機の中。
ジルは航空会社の手配ミスで、エコノミークラスからビジネスクラスに変更になっちゃったんですね。ちょっとラッキーな旅の幸先だったのですが、おとなりの席には、いかにもヤングエリートのビジネスマン。
5時間のフライト中、ひっきりなしに仕事をしている姿をみて、いやいや自分の「運命のお相手はこの人じゃないわ」と心の中で思います。
ところがとっこい、という展開。
「伝説のウェディングドレス」が織りなすジンクスが、なんとも素敵にちりばめられ、運命のお相手って素敵!と思わせてくれるロマンスです。
が!!!この本。ハッピーエンドかどうかは、人により微妙なライン。
途中までは、とっても素敵なんですが、ピリリと現実感を感じる結末です。甘いロマンスを期待してる方は、ご注意を。