この記事は約 3 分で読めます

クレスリー・コール『鏡のなかの魔女』を読んだ感想

クレスリー・コールの人気シリーズ<ローア>3作目。イケメンライキー(人狼)のボウエンと、若き魔女のエース マリキータのロマンス。

 

ストーリーは前作と同時進行。前作を読んでからのが楽しめますよ。イケてるライキーのボウエンの、マリキータの乙女心を踏みにじる空気読めない一途さ(?)に空いた口がふさがらない作品です。

 

created by Rinker
¥38 (2024/12/13 19:00:48時点 Amazon調べ-詳細)

[nmd color="blue" number="4"]ローアシリーズについて[/nmd]

クレスリー・コールのパラノーマルロマンスシリーズ。

明るく、ちょっとライトなノリが人気です。吸血鬼、戦乙女、人狼、魔女が登場人物。人外ですよ。

 

ヒーローは保護欲強い系ですが、どちらかというとヒロインへの態度は「かわいくてかわいくて仕方ない」という感じ。

 

不老不死の彼らのホットなシーンが見どころでゴザイマス。

 

★詳しいシリーズについはこちらをどうぞ^^

クレスリーコール『ローアシリーズ』の情報まとめ

感想です

 

2作目時の扉を開いてと同時進行。1作目は読まなくても、2作目を読んでからのが楽しめます。

 

舞台は<ローア>の世界の住人達が繰り広げる宝探しゲーム「タリマンズイ」。女神が主催するこのゲームの優勝商品は”トラ―ネの鍵”。過去に戻れるこの鍵をもとめ、不老不死のツワモノたちが、だましだまされ、ガチンコ勝負を繰り広げます。

 

マリキータはの若きホープと言われる若干23歳の<魔女>。でも実際は、大きすぎる自分の潜在的な力を制御できず失敗ばかり。自分の実力を示すため、宝探しゲーム「タリマンズハイ」に出場しました。

 

一方、<ライキー>(人狼)のボウエン1200歳(!)も訳ありで「タリマンズハイ」に出場しています。なんとしてもトラ―ネの鍵”を手に入れ、過去に戻り死んでしまった「伴侶」マリアを生き返らせたい。

 

ボウエンにとって、マリア亡き後の人生は抜け殻同然。<ライキー>にとって「伴侶」は特別な存在で、一生のうち1人だけしか出会えません。マリアを死なせてしまった原因が自分にあるのではないかと、自らを責め否みます。

 

この2人がタリマンズハイで出会い、ほどなくしてボウエンはマリキータに抗いがたい魅力を感じるのですが、それを決して認めない。きっと<魔女>のマリキータが、自分に恋の魔法をかけたに違いない。なんとも、乙女チックな展開です(笑)

 

こんなに惹かれるの「伴侶」との出会い以来。

 

マリキータに魔法をとけ!と詰め寄るボウエンの姿は、いささか可哀想でもあり、マリキータ視点でみると理不尽。恋の魔法をかけたに違いない、なんて身に覚えのないマリからすればいい迷惑です。

 

マリキータの気持ちはボウエンに向いているのに、いまいち踏み出せないのはボウエンがマリアとマリキータとの間で気持ちが揺れ動いているから。

 

乙女心をよそに、ボウエンはマリアへの罪悪感を消すためにマリキータはマリアの生まれ変わりなのでは?と考え始めます。もうご都合主義ですよね。頭よわいんかな、と思っちゃいます(失礼)

 

 

それからは、お約束の熱烈アプローチ。

 

タリマンズハイで、お互い相手をだまし、陥れていたライバル同士の2人。

 

いい雰囲気にも拘わらずボウエンの失言で台無しに。ああ、正直すぎるって、罪ですね。

 

ボウエンは一途で情熱的なイケメンなのですが、いかんせん口先だけの言葉をいえません。え?いま、それ言っちゃうの?と、驚かされる場面がたびたびです。いいやつだと思うのですが、乙女心わからない残念な奴です。

 

ボウエンの苦しむ(楽しむ)の姿が見どころですね。後半、ボウエンの「伴侶」の謎に迫り、クライマックスへ。

 

果たして、マリキータは「マリア」の生まれ変わりなのか。生涯で1人しか出会えないはずのライキーの「伴侶」が何故2人登場したのか。マリキータは、ボウエンの「伴侶」なのか。最後まで「謎」を、かなり引っぱるので、ホットなシーンの割合低めですが、十分楽しめますよ。

 

created by Rinker
¥38 (2024/12/13 19:00:48時点 Amazon調べ-詳細)

 

 

[nmd color="blue" number="5"]こちらの本は中古流通でしか手に入らない本です[/nmd]

古本を変える通販サイトの特徴をまとめましたので、絶版本を手に入れたい方はこちらからどうぞ(^^♪

 

中古本の紹介サイトの特徴まとめ

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。お役にたてたら シェア下さると嬉しいです。