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チェリー・アデア『七年目の誘惑』を読んだ感想

インテリアデザイナー ジェシーと大富豪ジョシュアのロマンス。

 

実は、二人もうすでに夫婦なんです。でも書類上の夫婦で7年もの長い間、顔をあわせてません(笑)しかも衝撃的なんですが、ジョシュアはジェシーの顔を忘れてます。

 

そんな二人が、再開してジョシュアがジェシーにゾッコンになっていくのですが、ジェシーにはちょっとした目論見があって・・・・

 

という、仮面夫婦のロマンス。ジュシュアは色男なんですが、コミュ障ぎみ?ちょっと、フィフティのヒーローっぽいのが面白いです。

 

私のお気に入りの1冊です。

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七年目の誘惑のあらすじと感想&ちょっとネタバレ

 

ジュシュアは大金持ち。もう大富豪といってもいくらい。まぁ、親族間でいろいろありまして、ある日、「結婚しなければ社長の座は譲らん」とおじさんから脅されるんですわ。

 

「なんとしても、すぐにでも!結婚せねば!」と思い立って、適当にはいった安食堂のウェイトレスをヘッドハンティング。

 

毎月の手当てもだすし!書類だけでいいし!だから結婚してくれって、めっちゃ失礼な申し出をウェイトレス「ヴィラ」します。当のヴィラは氷の男「ジョシュア」の、ちょっぴりよろめいちゃって(笑)偽装結婚に同意。

 

いいのか、そんな安易で!

 

で、ふつう、ここからロマンスが始まるでしょ?

 

はじまらないんですよ~

 

 

7年放置。しかも、結婚した相手の名前はヴィラでもないし。ジュシュアは毎月、金を振り込むだけ!

 

でも、ヴィラことジェシーは、彼のお金で貧乏から抜け出せたし、

 

一生懸命勉強をしなおして大学にも進学できたし、いいだしっぺの、ジョシュアのおじ(?)や弁護士とも知り合って、

 

おじさん二人とも「なんだ、あのジョシュアのヤロー。こんな気立てのいい娘さんを利用しやがって!」と味方もふえて、なんだかいい感じになってます。

 

ただ、7年前にであったジョシュアだけが・・・・・彼女を振り向かない。なんか、彼女の中でジョシュアは、ナイトになっちゃってます(笑)金しかふりこんでないのに、恋は盲目ね。

 

で、大人に成長をしたジェシーは、どうしても彼の子供が欲しくなって、弁護士通じて「子供が欲しい」と申し出るのですが、けんもほろろに「病院いって、体外受精すれば?費用は僕がもつからさ」と結構冷徹な返事がかえってきます。

 

もうこの段階で、ひでー野郎だな、と思いません?

 

それでも、ジェシーはめげずに、ジョシュアのおじ様と弁護士に人肌ぬいでもらって、

「色仕掛け」で再開するわけですよ!

 

排卵日以外にはデートしません!(笑)のジェシーに、翻弄されるジョシュア。

 

どうして、彼女は僕の愛人にならないのか!とモンモンとするのが痛快です。なるわけないじゃん、妻なんだからさ~。

 

ジョシュアのプレゼントのセレクトも超変だし、プレゼント拒まれて、傷ついてる理由も変だし。

 

BDSMっぽくはないですが、まぁ、そんな感じのプレゼントだと想像してくださいませ。最期、7年もの間、放置した自分の妻だったとわかる彼のお仕置きが痛快です。

 

七年目の誘惑

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↓コミック版はこちら。眼鏡属性なのでジョシュアに萌え( ´∀` )

七年目の誘惑

七年目の誘惑

[著]高城可奈 [原作]チェリー・アデア 

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