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ダイアナ・パーマー『銀色のスポットライト』<テキサスの恋4>を読んだ感想

テキサスの恋シリーズ4作目。

 

ロックバンドボーカル アマンダと、気難しい牧場主クインのロマンス。閉ざされた雪の山、周囲は一面の銀世界。

舞台は、テキサス州ジェイコブズビルからワイオミング州へ移ります。おなじみジェイコブズビルの面々は登場しません。単独で読んでも楽しめる1冊です。おすすめです。

 

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『銀色のスポットライト』<テキサスの恋4>を読んだ感想

テキサスの恋シリーズ4作目。シリーズなじみがない方は、こちらをどうぞ。⇒テキサスの恋シリーズ情報まとめ

 

 

ヒロインアマンダは、ロックバンド「デスペラード」のボーカル&キーボード。グラミー賞を受賞した世界的なロック歌手。

 

 

ある日、彼女はストレスが原因で声でなくなりましてね。そこで、叔母の恋人が所有する別荘で、静養することに。

 

 

その間借りした別荘の隣人とロマンスに花が咲くんですわ( ´艸`)

 

 

が、この隣人クインはね、かなりの堅物で。シングルファーザーで絶賛子育て中の生真面目な男性。生真面目っていうか、もう頭コチコチ。

 

 

ロックは不良の音楽。家ではロック禁止。子供に悪影響を及ぼす。教育によくない。って、ちょっと古い考えです。なので、当然、めっちゃ有名なアマンダの顔すらしりゃしない(笑)

 

 

一方、アマンダはショービジネスの世界に身を置いてはいますが、内気で恥ずかしがり屋な女の子。派手な衣装で、本当の自分を隠してて、素顔は素朴で純な女の子。

 

 

純情 × 堅物 で、かなり相性ぴったんこ(死語)

 

 

ストーリーが進むにつれ、クインのピンチだったり、アマンダのピンチだったりを、隣人らしく二人で助け合い、二人の中は「気持ちの上では」進んでいくんですがね。

 

 

アマンダは自分がロック歌手だと言い出せなくて、おまけに、叔母の恋人と関係があると思い込んでるクインのの誤解を解けずじまいで、だんだん心が苦しくなっていきます。

そもそも、アマンダはストレスで療養にきてるのに、恋の悩みが追加されちゃうという。(´;ω;`)

 

 

さに、さらに。ストーリーすすんでいくと、カチカチ頭のクインがかなり純情だってわかってくるんです。いい線いってます。ストイックで、とっても素敵なんですよー。そそるわぁ。

 

 

世間から隔離されている冬の雪山が舞台でね。登場人物も限られます。クインの内面やアマンダの心情が、じんわりと伝わって。

 

 

とにかくシチュエーションとしてはムード満点。

 

 

荒れ狂う吹雪は二人の惹かれあう葛藤、閉ざされた世界は彼らの世間からの価値観との違いを感じさせ・・・そして、いつかくる雪解けは二人の別れの象徴?それとも、過去の傷をのりこえ、二人のロマンスの成就を象徴?なーんて。

 

 

ピュアなヒーロー クインと、内気で恥ずかしがり屋のアマンダのロマンスが素敵な作品。シリーズの中でもかなりおすすめなので、お見逃しなく!

 

あと、この作品結構有名です。ヒーローがアレなんですよ。読めばわかります( ´艸`)

銀色のスポットライト テキサスの恋 4

 

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★テキサスの恋の次回作の感想はこちら

テキサスの恋5『音色に秘めた想い』を読んだ感想

 

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テキサスの恋シリーズ情報まとめ

 

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