カテゴリー:★★★★★

テキサスの恋13作目。ジェイコブズビルの医師ドクター・コルトレーンと、同僚のルイーズのロマンス。地域医療を支える二人の仲は険悪。

 

 

なにかにつけ、コルトレーンはルイーズを叱りつけ、彼女は涙をこらえるのに必死。

 

 

コルトレーンがルイーズに辛くあたるのには訳があるんですね。愛したくても愛せない切ないルイーズと、揺れるコルトレーンの気持ちに胸キュンの作品です。

 

⇒[小説]婚約のルールの詳細をみてみる[RENTA]

 

記事を読む

テキサスの恋12作目。有名なカウガール ジェーンと、コンピューター会社バツイチ社長のトッドのロマンス。

 

 

珍しく女性側が牧場主。牧場の経営は思わしくなく、しかもヒロインはは交通事故にあい身体を痛めている様子。自分の正体を隠しトッドは”経理係”として、牧場へ赴きます。

 

 

体育会系の女性と、数字に強い理系男性(?)の明るいロマンス。シリーズの中でも、私の超お気に入り作品です。

 

⇒[小説]恋の計算いたします の詳細をみてみる[RENTA]

 

記事を読む

シチリアの名門カルディーニ一族を率いるサルヴァトーレと、彼のロンドンのオフィスに出入りしているアルバイト掃除婦ジェシカのロマンス。

 

 

セクシーで、お金もあって、ベッドのテックニックも最高。上流階級の女性たちが舌なめずりしながら、彼を狙っています。

 

 

まとわりつく女性たちを追い払うため、自分のオフィスに出入りしてる掃除のアルバイトの女性と「恋人のふり」をすることにしました。ちょっとした遊び心だったはずが・・・

 

 

彼の自意識過剰ぶりと、大げさな表現。空気の読めなさ加減が半端なく、冷静なジェシカの対応に苦笑すること間違いなしの一作。つっこみ入れながら楽しめる作品です( ´艸`)

 

 

⇒[小説]パリの情事はほろ苦く の詳細をみてみる[RENTA]

 

『パリの情事はほろ苦く』の感想&あらすじ 軽くネタバレ

ジェシカは、昼間は販売会社の仕事。夜は、清掃会社でアルバイト。ロンドンで暮らすには、お金がかかるのです(´;ω;`)

 

で、彼女の清掃担当は、サルヴァトーレの会社。イタリアの名門一族のロンドン支社でしてね。そこで、ヒーロー サルヴァトーレと知り合います。

 

 

 

大企業の会長と、一介の掃除婦。お互いに立場をわきまえ、ジェシカは彼を素敵だな、と思いつつも色目をつかうこともなく掃除に取り組んでるんですが。

 

 

まぁ、そこそこ良い関係。たわいない、ちょっとしたおしゃべりしたりしてね。

 

そんな時、彼から思わぬ提案をうけます。どうやら、サルヴァトーレの知人が、独身の彼を心配し、お相手を紹介する気でいるらしい。

 

 

いつも女性から追いかけまわされているサルヴァトーレは、友人のお節介を苦々しく感じてて。さらには、彼の故郷シチリアも、ロンドンも、サルヴァトーレを一人にしておいてはくれなくて、もういやになっちゃったらしい。

 

 

そこで、大富豪は偽装恋人の案を思いつき、こーんな感じで、お誘いしちゃうわけです^^

「さっき話したディナーパーティ―に一緒に行かないかと思ってね」
「それほどむずかしいことじゃない。ときどき僕の目をみてうっとりするような顔をすればいいだけだ。そう大変なことじゃないだろう」

 

 

ま、ここまでは、ハーレあるあるの鉄板なんですがー。この先が、シャロンケンドリックらしい、突っ込み処満載なんですよ。ご都合主義という意見もおありですが!

 

そもそもハーレはそういう読み物なんで、私は(゚ε゚)キニシナイ!!

 

 

ヒーローの、自意識過剰ぶりが滑稽を通り越してまして!「物事のどうり」を教えてやりたくなるレベル。ジェシカに対する、無神経な言動は女性の敵。

 

イタリア人ヒーローなら、これくらいは当たり前?それともハーレのヒーローだから?

 

いやいや、どれも全部か。

 

まずね、全世界の女性が自分と結婚したがってると勘違いしています。ちなみにジェシカはその筆頭(失敬な)

 

 

彼女の初心な言動も、サルヴァトーレを惑わし、結婚にこぎつけるための策略と勘違い。感じ悪いことこの上ないのですが、突き抜けすぎて、逆に笑えるレベルでね。

 

 

しかも、世界をまたにかける大企業の会長わりにはせせこましい性格。

 

 

ヒロインに恋に落ちた瞬間から、ジェシカがキラキラひかってみえるでもなく、細かくケチをつけるんですよ。

 

 

初々しい彼女がかわいいと思いながらも、ジェシカの下着が気に入らない。実用的なブラジャーにがっかりですって(笑)うるせーやつだな。

 

あと、パンティーストッキングも気にいらない。ストッキングとガーターベルトをはきたまえ。マジで、どうでもいいような命令です。

 

 

初めてのデートの後、ジェシカは彼と愛を交わすのですが、泊まっていけと引き留めるサルヴァトーレの誘いを断ります。

 

 

だって、着替えがないもの。明日会社に同じ服をきていけないわ、って常識的なジェシカの受け答えに、ちょっとすねちゃうヒーロー(笑)

 

なんて、デートの後、愛を交わすのは予想できる事態なのに、どうして着替えや歯ブラシの準備をしてこなかったんだ、っていいだす始末なんですよ。

 

でも、ジェシカは、考えて優しく返事をします。

「それは、そんなことをしたら、あまりにも・・・見え透いているからよ。
もし私が一泊用の旅行鞄をもってディナーの席に現れたらどう思う?」

うーん、大人っていうか、常識人だなぁ。

 

傲慢すぎるヒーローがお好きな方なら、是非ともお手にとっていただきたい一作!ご都合主義バンザーイ。

 

パリの情事はほろ苦く【ハーレクイン文庫版】

⇒[小説]パリの情事はほろ苦く の詳細はこちら[RENTA]

 

 

▼こちらコミックス。いかにも系なヒーローでイメージぴったり!

パリの情事はほろ苦く

 

 

 

▼シャロンケンドリック 関連作▼

・『シンデレラは似合わない』を読んだ感想

 

『妹と恋人の間』を読んだ感想

シングルファーザーとして3人の子どもを育てながらロデオで活躍するエメットがヒーローです。彼のお相手は、エメットの妻と駆け落ちをした男性の実の妹、メロディ。

 

 

陽気で明るいエメットですが、駆け落ちを手助けしたメロディには、なかなか辛辣。
そして、メロディは、両親亡き後、自分を育ててくれた実の兄とエメットの間で板挟みになります。

複雑な事情がとりまく二人のロマンスは、以外にも早めにエメットが全面降伏し、甘い展開になります。しかし、二人のロマンスには、他に問題が・・・・

 

⇒[小説]夢からさめたらの詳細をみてみる[RENTA]

記事を読む