トラヴィス家シリーズの第3作目。自分勝手な母と、奔放な妹のトラブルを一手に引き受けざるを得ないヒロイン エラ。
家族の尻拭いに奔走。どうやら妹が、知らないうちに出産し、赤ん坊を母親の家に置いたまま、行方がわからないらしい!!
「どうにかして!」と怒る母親にえらは大慌て。
なんとかエラは妹の行方と、赤ん坊の父親を探そうと頑張るのですが・・・
『もう強がりはいらない』<トラヴィス家シリーズ3>を読んだ感想
トラヴィス家 シリーズの3作目。トラヴィス家について詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。⇒トラヴィス家シリーズについて
今回は、トラヴィス家 次男 ジャックがヒーローです。※オール・アバウト・ロマンスで「ベスト・ロマンス・ヒーロー」に選ばれた程の素敵ぶりでしてね。
まぁ、まぁ、そこは読んでのお楽しみ( ´艸`)
エラは、家族でいつも貧乏くじです。母親と妹との三人家族。二人の尻拭いをいつもさせられています。同居してないだけまだマシだけど、なにかっちゃー電話かかってきて(´;ω;`)
今回は、妹が出産した赤ん坊のお世話&妹捜し&赤ん坊の父親探しの三重苦。彼女が超ピンチなのに、同棲相手のボーイフレンドは赤ん坊嫌いときていて、てんであてにならないんですよ。
そいつ、地球環境には興味あってもエラの苦境には関心ないらしい。
でね、周囲はそんなボーイフレンドを非難しますが、なぜか、かばってしまうんですよ。エラって。そういう子。
で、なんとか父親候補がみつかって、「心当たりはないか」って、体当たりでいくんですが、いきあたったのが、トラヴィス家 次男 ジャック。
ジャックってすごい寛容なんですよ。「赤ん坊の父親でしょ!」なんて、詰め寄られるなんて。突然こられて、追い返されてもしかたないのに・・・親子鑑定なんかも承知してくれちゃってね。
さらにさらに、ジャックはエラの置かれている環境を知り、住む場所や失踪した妹を探しを援助。他人を頼ることに慣れないヒロインを彼の愛情とマネーパワーで支えます。
最後、個人的にはちょっと納得いかないんですが。それでも、お二人が幸せなら良しという感じで。最後に、妹と母親には正義の鉄槌を!と考えるのは、私だけだろうか。