トラヴィス家シリーズの2作目。トラヴィス家のご令嬢ヘイヴンと、1作目のヒロインリバティのつらい少女時代を支えてくれた淡い初恋の相手ハーディがヒーロー。

 

富と権力と金を手に入れるためなら、なんだってやってやる!のし上がり系ヒーローのハーディが抱える闇が深い作品。

 

DVやモラハラがエピソードに関係していますので、NG設定の厳しい方はご注意ください。

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『幸せの宿る場所』のあらすじ感想&ちょっとネタバレ

トラヴィス家 シリーズの2作目。トラヴィス家について詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。⇒トラヴィス家シリーズについて

 

 

ストーリーはトラヴィス家の一人娘ヘイヴンを中心に展開。前半はヘイブンの結婚生活と別れ。後半は結婚生活の痛手を回復するべく、家族と周囲の支えを得ながら愛情を再確認するストーリーです。

 

ヘイブンの駆け落ち同然の結婚生活はひどいもの。元夫から日常的なDV。社会復帰後、新しい上司からのモラハラ。このあたりのくだりは酷いもので、DV場面も生々しいので、苦手な方へはオススメできません(´;ω;`)

 

喉の奥に嫌な塊を感じるほどで、アリティがありすぎる?

 

そんなこんなで結婚生活はうまくいかずなんですが、その後の彼女を待ち受ける社会復帰もひどいものなんですよ。このあたりからヒーロー ハーディーがでてくるんですけどね。

 

1作目のエンドちかくになって、このハーディーやらかしてて、心証はあまりよくない。

夢を見ること

 

 

1作目のヒロイン リバティの初恋の人でもあった彼が、密かに「いいな」とおもっていたのがヘイブンだったんですよね。

 

駆け落ち結婚をしてしまったヘイヴンを、一旦はあきらめたのですが、彼女が離婚をすると聞き、熱い気持ちが再燃。

 

貧しい出自から想像もできない程の、金と権力を手に入れた成功者のハーディ。

 

誰にも言えない重い秘密を抱えながら、ヘイブンを優しく守ります。彼の懺悔ともいえる告白は、ちょっと衝撃的で、痛々しい。

 

お金があっても愛は手に入らない・・・

 

傷ついた二人が寄りそうように結ばれる結末は、ハッピーエンドというよりも、しんみりしちゃう印象です。1作目を読んでから、この本を読むと切なさ倍増ですよ。

 

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