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シャロン・サラ『夜は別の顔』を読んだ感想

図書館司書のアメリアと、農場主タイラーのロマンス。

 

ごく小さな田舎の地方都市で暮らしているアメリアには、ちょっとした秘密があります。彼女には夜の顔があるんですよ。

 

昼はおかたい司書でも、夜になると酒場のウェイトレスに変身。どうしても車がほしくて資金調達に頑張ってます。でも、二人が同一人物だってことはヒ・ミ・ツ!

 

普段の地味な彼女とはうってかわったセクシーガール アンバー。酒場の男たちは、アンバーにメロメロです。

 

つつがなくお金は貯まりつつあって、ようやく目処が立ちそうなころ、偶然、アメリアの長年の片思いの相手「タイラー」が酒場にやってきたものだから、彼女は大慌て。

 

勿論、片思いの相手のタイラーは、アメリアを一目見るなり気に入っちゃうっていうお約束の展開です^^

 

早々に、タイラーは彼女の正体を見抜いちゃうんですが、アメリアはタイラーをだましてる罪悪感にもじもじしたり、ハラハラ。

 

 

そんな素振りも超かわいい私のおきにりの作品です。タイラーの男っぷりにしびれる・・・・

 

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シャロン・サラ『夜は別の顔』あらすじ&感想

ヒロイン アメリアは両親がいなくてですね。大叔母に引き取られて育てられました。

 

過去ひどい失恋にあってから、男の人がちょっと苦手になっちゃって。独身の大叔母二人の「保守的」なファッションや考え方に傾倒していきます。

 

町の人達にきくと

「ああ、あの○○さんちの、オールドミスね」みたいに言われちゃうくらい。

 

当然、町の一番のモテ男のタイラーもその一人で。アメリアの事は眼中に全然ないです。逆に、ちょっとめんどくせー感じの女性って思うくらい。もう、長年、ずーーーーーーーーーーーーーーっとアウトオブ眼中。

 

でも、夜の顔みちゃって。もうガンガンですよ。タイラー。

 

長年、まったくもってガン無視というか、空気のような存在で、目にもとめられなかった自分が、いきなり片思いの相手にぐいぐいこられてアメリア困っちゃう。

 

 

だって、昼はあれじゃないですか・・・・嘘がばれちゃったら嫌われちゃう?って揺れ揺れなんですよ。

 

程なくして、アメリアは酒場のバイトをやめて、セクシーガールの方は消滅。

 

その頃にはタイラーは、酒場のセクシーガールと司書が同一人物だってわかってて。彼女から自分に打ち明けて欲しいって願いつつ、タイラーは、昼間の司書のアメリアの方に、アプローチしはじめるんですよね・・・・。

 

アメリアはこのあたりも複雑。だって、あっちもこっちもいい顔するような、二股男なのかしらん?って。

 

タイラーは、二人へのアプローチもちょっと違っていて。酒場で働くアンバーに対しては、露骨に性的なアプローチをしています。ちょっと押しつけたり?(何を?)昼間のアメリアには、チュッとキス程度。このあたりもアメリアは混乱してて。

 

でもタイラーの心の中では・・・

 

「いつか、自分はアンバーだと、彼女から真実を打ち明けて欲しい。俺の身体が、熱く硬くなる事を、彼女はすでに知っていると、俺に打ち明けてほしい」

 

もえるー。

 

さいご、どうしても正体を打ち明けられないアメリアに、さりげなく包み込むようなやさしさをみせるのもキュンキュンです。

 

あとあと、アメリアに良からぬ噂がたって、タイラーがガツンと、輩どもに一発くらわすのもGOOD!アメリアを辱めるようなやつは、オレがけんかを受けて立つ。男らしー。

 

夜は別の顔【ハーレクイン・セレクト版】

 

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↓コミックスも私かっちゃって。この作品でシャロンサラがダイスキになりました。

 

夜は別の顔

夜は別の顔

[著]高山繭 [原作]シャロン・サラ

 

 

★私の中で三大タイラーに命名したのはこの作品

 

仮面の女

間違いだらけの愛のレッスン

・夜は別の顔

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