サンドラ・ブラウン『真夏のデイドリーム』を読んだ感想

国防省勤務のカレンと(自称)農夫のデレクのロマンス。

 

二人の出会いはジャマイカのビーチ。離婚して傷心のカレンが、おもいきって出向いた南国ビーチで二人は出合います。

 

初対面は、カレンのトップレス姿!

 

ハンサムすぎるデレクに、町の女性はもうメロメロです。どうやら二人が宿泊しているバンガローは隣同士らしい。そしてデレクはカレンを求めることを隠そうともしない・・・・

 

甘い甘いラブロマンス+シンデレラストーリー。本のあらすじ紹介にFBIとありますが、ノーサスペンスの作品です。

 

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サンドラ・ブラウン『27通のラブレター』を読んだ感想

フラワーショップ経営 未亡人カイラと不動産開発トレヴァーのロマンス。

 

カイラは未亡人。数年前、海兵隊にいた夫を爆破テロで亡くしています。シングルマザーとして幼い息子を育てており、心は愛する夫一筋。

 

そこに、偶然知り合った不動産開発を手掛けるトレヴァーに、身も心もひかれていくのですが・・・優しすぎるトレヴァーに惹かれる自分が許せない!

 

 

とにかく、トレヴァーが優しすぎて怖い。イケメンすぎて不信。でも、そこには切ない理由がありました。

 

 

なんだか読むと、ちょっぴり悲しい気持ちになる作品。ロマンスに切なさを求める方にはぜひどうぞ。ジャンルとしては片思いに近いかなぁ。

 

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エリザベス・ホイト『あなたという仮面の下は』を読んだ感想

プリンス三部作の1作目。スウォーティンガム伯爵と未亡人アンナのロマンス。

妻・夫に先立たれている二人の大人ロマンス。

 

天然痘の後が顔に残るスウォーティンガム伯爵は、癇癪もち。その短気さ故に、どんな秘書をやとっても長続きしません。びびってみんなやめてしまいます。

 

 

伯爵の家令は秘書探しの翻弄。そこで未亡人アンナに秘書を依頼します。もちろん伯爵には「女性秘書」とは内緒にして!

 

夫に先立たれ貧窮しているアンナは、義母と自分とメイドを養うために働きにでることを決心。やっとこさ見つけた働き口で、家計の立て直しを図ろうと奮闘するのですが・・・・

 

気の短い伯爵と、秘書アンナは意外にも、気があってしまって、好意を抱くように・・・

というのは、本の裏表紙にかいてあるあらすじ!でも、本当にこの本の素敵さっていうのは、この部分だけではなかなか伝わらないんですよ。

 

まだ未読で、もうちょっと、あらすじ知りたい方はネタバレ覚悟で、この先の記事読み進めてくださいネ。

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サンドラ・ブラウン『言いだせなくて』を読んだ感想

牧師館手伝いのジェニーと石油試掘者ケージのロマンス。

 

 

ジェニーは幼いころ、両親をなくしヘンドレン夫妻に引き取られます。夫妻には二人の息子ケージとハルがいるのですが、夫婦は次男のハルを猫かわいがり。牧師という職業もあり、品行方正で優等生な次男を溺愛です。

 

一方、女ったらしでろくでなしのレッテルの長男ケージは鼻つまみもの。ひとかけらの愛情もかけられてません。

 

そんな、兄弟格差があたりまえの家族の中で、ジェニーは少女から大人に成長。夫婦の祝福をうけハルと、めでたく婚約したのですが、結婚を目の前にして、ハルは亡命者の救済のため内戦はげしいモンテネグロにいくと言い出します。

 

危険を承知でいくと言い張るハルに、捨て身でジェニーは「いかないで!」と伝えるのですが、そこにケージがからんで一波乱、いや二波乱?

 

もっぱらロマンス中心で、ハラハラドキドキは全くせず。サクッとよめる作品ですよ。

 

 

星をなくした夜』に登場したアツアツ夫婦のケージとジェニーの物語。『星をなくした夜』よりもこちらを先によむのをお勧めします。

 

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