デボラ・シモンズの代表シリーズ「デボラ・シモンズ」の情報をまとめました。若干のあらすじや結末ネタバレ含みます。初見の方や再読する方の順番などの参考にどうぞ^^
デボラ・シモンズ『ディ・バラ家シリーズ』に関する情報まとめ
デボラ・シモンズのシリーズ「ディ・バラ家シリーズ」。中世の騎士が活躍するヒストリカルロマンスです。
ディ・バラ家物語は、基本1ヒーロー、1シリーズ。父親のキャンピオン伯+男兄弟7人は以下の通りです。
- 父親:キャンピオン伯
- 長男:ダンスタン
- 次男:サイモン
- 三男:ジェフリー
- 四男:スティーブン
- 五男:ロビン
- 六男:レイノルド
- 七男:ニコラス
長男から四男までが同じ母親。五男から末息子までは二人目の母親。で、二人ともお亡くなりになりキャンピオン伯は男やもめ。7人の子供を「誇り高きディバラの精神」を受け継がせるべく清く正しく育てております。
7人の男の子?はそれぞれ性格が全くちがっており、上二人は筋肉系。三男はインテリ。四男は顔面。五男はお笑い。六男は陰気。七男は末っ子らしく甘えん坊、と担当?がはっきりしています。
で、この7人の男子がそれぞれヒロインとであって、時には愛にバカになり、へたれから漢になり、と成長をしつつ、ラブラブしています( ´艸`)
シリーズとしては、前半に出版されたシリーズの方が評判がよく、後半にいくにつれ、やや失速ぎみ?という口コミが多いです。
一応、全部よみましたが、やっぱりシリーズ前半の方がエピソードも斬新ですし、ストーリーに勢いがあるなーという印象でした(^_^;
ということを踏まえ、「ディ・バラ家シリーズ」こーんな人にお勧め
- シリーズ全部・電子書籍化していないくてもOK
- 中世の騎士ロマンスが好き!
- いろんなタイプのヒーローが読みたい!
シリーズの雰囲気として、サイチェンジリングのような全般的な統一感(?)はなく、キャラによってストーリーの雰囲気が違います。「泣かせる回」「お笑い?の回」「つっこみどころが満載の回」など、いろいろ味わえるがGOOD!ともいえます。
以下順番になりますので、参考になさってくださいね^^
リンク先はRENTAになってます。感想が一見できるので、よろしければ参考に。下方には、私の感想の記事もあわせて載せますのでよければ見てやってください。
ディ・バラ家シリーズ①狼を愛した姫君
⇒[小説]狼を愛した姫君 (MIRA文庫)の詳細をみてみる[RENTA]
デボラ・シモンズの有名シリーズ ディ・バラ家の物語の一作目。ウェセックスの狼ことダンスタンと記憶喪失のお姫様マリオンのロマンス。
かなり頭の固い筋肉バカ?(失礼)なヒーローと、ぽっちゃり可愛いマリオンのロマンスです。ディ・バラ家の兄弟の面々が初登場。ヘタレな場面もあり!?
感想かいてます⇒『狼を愛した姫君』を読んだ感想
ディ・バラ家シリーズ②魔性の花嫁
ディ・バラ家シリーズ2作目、三男ジェフリー@学者肌とお隣の領地の一人娘エレナのロマンス。兄弟で一番、穏やかで優しいジェフリーと、性格の悪さは超ド級のエレナ。
二人は政略結婚なんです。しぶしぶディバラ兄弟代表で婿入りしたジェフリーは、最初内心ふまんたらたら(笑)彼、結婚の理想が高いんです。
見どころは、インテリヒーロー ジェフリーが取り乱す姿と気性の荒いエレナが繊細な乙女へ変身するところ。二人が心通わせ、結ばれるシーンはハンカチ必須ですよー。
私、シリーズで1番好きなロマンスです。泣ける話が好きな方はぜひ。
感想かいてます⇒魔性の花嫁を読んだ感想
ディ・バラ家シリーズ③騎士と女盗賊
ディ・バラ家シリーズ3作目。剛腕で名をとどろかす次男サイモンと、女盗賊ビーシアのロマンス。
兄ダンスタンの奥さんになったマリオンの実家は領主不在。跡取り娘のマリオンがダンスタンに輿入れしちゃったから。
で、次男のサイモンが「やとわれ?領主」としてバターズリー@マリオンの実家に向かいます。
が!!!なぜかサイモンが盗賊の一行にとらわれてしまい窮地に!どうやら、彼をとらえて縛り上げた盗賊一味のボスは男装した女性。
「女とは、スカートをはいて男にかしずく生き物なのではないのか?」と思いつつも、盗賊ボスのビーシアが気になってしかたない。
脳筋のサイモンが、Mっぽく、ビーシアがSっぽい。やや羞恥プレイはいったロマンスです(^^♪
感想かいてます⇒騎士と女盗賊を読んだ感想
ディ・バラ家シリーズ④魔女に捧げる誓い
ディ・バラ家シリーズ4作目。酒と女をこよなく愛する美男スティーブンと、魔女の血筋と噂のあるレストランジュの娘のブリードのロマンス。
ワイン片手に、甘い言葉を女性に囁けば、スティーブンに落とせない女はいない。どうしようもない四男@放蕩者は、ディ・バラ家兄弟たちの中では、異色の存在。父親さえも、彼を持て余し気味です。
そんな彼が、いろいろあった挙句、ブリードの実家のあるウェールズ地方に護衛として伴うことになりました。
冴えないマントとフードに覆われた謎の娘と。父親も手もやく放蕩もの。二人の道中、反目しあいながらも、すこーしずつ本当の姿を見せ合いひかれあう姿がとっても素敵です。
シリーズの中ではファンタジー要素が強いロマンス。ヒーロー成長ものがお好きな方はぜひどうぞ。夢あるなー。
感想かいてます⇒魔女に捧げる誓いを読んだ感想
ディ・バラ家シリーズ⑤幸せの約束
キャンピオン伯のロマンス・・・ヒゲか。
・『幸せの約束』
ディ・バラ家シリーズ⑥魅惑の修道女
四男が、あれこれ教えたせいで彼テクニックは持ってます。いいのか、一線こえなかったら許されるのか?!ってつっこみところのある作品。
ディ・バラ家シリーズ⑥竜の秘宝を抱く乙女
レイノルドのロマンス。
↓こちらコミックス。兄弟で陰キャ設定の割にはイケメン・・・・
ディ・バラ家シリーズ⑦最後の騎士と男装の麗人
↓えぇーチビだったのに、こんなに成長したの?!!と驚き隠せず・・・
まとめ
ぶっちゃけですね、私も5作目くらいまでは意気揚々と買いましたが、6作目から8作目は、「ディバラ」のシリーズだからという理由で購入しまして(^_^;
1から4作目が推し!5作目くらいまではおすすめですが、以降は好みにあえばどうぞ、という感じです。
こちらよろしければ参考に^^
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