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魔性の花嫁 ディ・バラ家の物語 II

ディ・バラ家シリーズ2作目、三男ジェフリー@学者肌とお隣の領地の一人娘エレナのロマンス。兄弟で一番、穏やかで優しいジェフリーと、性格の悪さは超ド級のエレナ。

 

二人は政略結婚なんです。しぶしぶディバラ兄弟代表で婿入りしたジェフリーは、最初内心ふまんたらたら(笑)彼、結婚の理想が高いんです。

 

見どころは、インテリヒーロー ジェフリーが取り乱す姿と気性の荒いエレナが繊細な乙女へ変身するところ。二人が心通わせ、結ばれるシーンはハンカチ必須ですよー。

 

私、シリーズで1番好きなロマンスです。

 

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『魔性の花嫁 』あらすじ&感想

えー、ディバラ家のシリーズ2作目は三男ジェフリーが主人公。

 

前作で、長男があれこれすったもんだした挙句、かなーり金持ちの娘を嫁にもらいましてね。⇒デボラ・シモンズ『狼を愛した姫君』を読んだ感

 

それで、しゃんしゃん、って終わるところだったんですが、そうは問屋がおろしません。

 

キャンピオン伯の領地のお隣に、フィッツヒューって領地がありして。そこは領主不在なんですよ。跡取り娘が1人いるだけ。

 

で、そこに付け込んであれこれ争いごとがおきるのをさけるため

「キャンピオン伯のところは男兄弟7人いるんだし!一人おとなりの娘と結婚しなされ」と、国王からお達しがきちゃいます。

 

で、6人のうち長男は、前作で結婚しちゃったでしょ?残り6人のうち、誰かが生贄?にならないといけなくなっちゃいます。

 

というのは、このお隣の娘さん「エレナ」は気性が荒いことで有名。しかも×1。どうやら噂では、前の夫を初夜の床で刺殺したらしい((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

ってことで、6人は押し付けあって押し付けあって(笑)

 

決まらないんで、くじできまったのが三男ジェフリー。兄弟の中でいっちばん、なよっちい?インテリが婿にきまります。

 

長男はちょっと頑固一徹@筋肉なんですが、次男も脳筋派でね。兄弟、心の中で「次男がいけばいいのに・・・・」ってこっそり思ってたりするんですが(笑)このあたりのやりとも笑えます。

 

ま、他の兄弟も当事者になるんですけどねー。

⇒『デボラシモンズ ディ・バラ家シリーズに関する情報まとめ』

 

で、父親のキャンピオン伯が婿入りするジェフリーに

「お前は皆と同じに強くもあるが、知恵もある。剣のみならず頭と心を使って、妻となる女を扱うのだ。」
「人は常に見かけどおりとは限らない。結婚するときには、心を開いてほしい。ディ・バラ兄弟多しといえども、おまえこそ、この忠告を心にとめておける男だ」

噂どうりの娘だとすると、癇癪もちで、口汚く怒鳴り散らす。粗暴なふるまいで有名。

 

んーでも、パパのいう通りだとすると、どうなんだろう?と賢い彼は考えるんです。でも、びびるわなー。初夜で殺されるかもしれんのですよ。

 

実際あってみると、エレナはぼさぼさ頭と、ぶかぶかの服きてるだけ。顔をよーくみると、丹精で。琥珀色の瞳が印象的な女の子。あれれ????ふつうじゃん。身ぎれいにしてないだけで、結構可愛い??みたいな。

 

ところがどっこい、たんなるダサい子ってわけじゃないんですよね<エレナ。

 

噂にたがわぬ変人ぶりなんです。

 

そこには理由があって、エレナの男性観は完全に歪んでて、男性が怖くてたまらない。奇人のふるまいは、暴力的な父親や男達から自分の身を守るため。彼女の住むフィッツヒューでは、男は酒を飲むと年頃の娘と戯れ、尻をおいかけまわすのは日常茶飯事だったのです。

 

なので、キーっとかおこっても、ナイフをちらちらみせるのも男性が怖いから。でも、実際は、温厚なジェフリーがいつまでたっても、折檻しないし、怒らないのが、不思議でたまらない。

 

一方、もともと温厚ジェフリーは、口汚くののしられる理由がわからず理不尽すぎると感じますが、ひとまず我慢、我慢で紳士です。

 

結婚してからも、無理やりエレナを求めたりはしません。堪忍袋の緒が切れそうになり、ちょっと、どなちゃったりしますが、反省しちゃうタイプです。

 

二人の気持ちは、かなり中盤になるまで平行線。惹かれあっては、疑り、傷つけあっては、求めあうといった具合で進展しますよー。

 

エレナは「ジェフリーが自分をだまそうとしてるのではないか」という猜疑心をすてきれず、ジェフリーは、理想の花嫁像が捨てきれず、心から二人が結ばれるまでに時間がかかり、それまで胸がきゅんきゅんしっぱなし!

 

エレナがどんどん綺麗になっていき、頭でっかちのジェフリーが男らしいヒーローに成長していきますよー。

 

私、何回よんでもこの作品ないちゃいます。ディバラ未読の方はぜひおすすめです(^^)/

 

⇒[小説]魔性の花嫁の詳細はこちら

 

 

↓ヒーローは勝手に眼鏡のイメージだったんですが (´ε`;)ウーン… さすがに眼鏡はないか。

魔性の花嫁 セット

魔性の花嫁 セット

[著]日高七緒 [原作]デボラ・シモンズ

 

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騎士と女盗賊を読んだ感想

 

 

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デボラ・シモンズ『ディバラ家シリーズ』に関する情報まとめ

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